地球は生きている――この考え方は、地球と生物の相互作用によって
環境が作られているとする「ガイア理論」に基づくものだ。
命とは何か、いまだ確実な定義は存在しないが、地球がまるで一個の
生命体のように自己調整システムを備えていることは広く認められており、
この考え方自体に異を唱える人は少ない。
しかし地球が生きているにしても、
それが実際に"呼吸する"姿など見たことがあるだろうか?
カナダ東部、大西洋に面するノバスコシア州カンバーランド郡のアップル川付近――
撮影者のブライアン・ナットールさんは、樹木が生い茂る森でハイキングしていた。
この驚くべき光景は、彼が目の当たりにした驚くべき瞬間を携帯電話のカメラで
収めたものである。
苔生した地面が、まるで息をしているかのように沈降と隆起を繰り返しているではないか。
確かに森は「地球の肺」と呼ばれることもあるが、それはあくまでも比喩的表現のはず。
これはもしや、大地が本当に呼吸していることを示す世界初の映像なのか!?
11月1日にフェイスブックに投稿された今回の動画、現在海外メディアなどで
「地球が呼吸する証拠だ!」として大きな話題を呼んでいる。しかし、撮影者の
ブライアンさんや専門家たちは、もう少し冷静に分析しているようだ。
彼らの見解によると、これは森の木々が風に揺られ、その根本に絡みつく
死んだ樹木の根で、地面が持ち上げられている様子ではないかという。
または、地下に溜まった雨水の影響だった可能性も捨て切れないようだ。
引用:http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201511_post_7912.html
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