「ウィズ THE WIZ」。
この映画、僕(hiko)今はもう無い「テアトル東京」って
劇場で見ました。
ヤングな読者は知らないでしょうから少しだけ。
1981年ま東京都中央区銀座1丁目にあった映画館で
上映方式が「シネラマ」。

このシネラマ方式というのがですね~お客さ~ん!
スクリーンが平面でないんです。今では無理な超々大型サイズで横長の
スクリーンを湾曲させて、映写機を同時に3台(!)まわして上映するという
映画好きにはたまらない手法で、シネコン全盛の
現在では絶対にあり得ない上映方式です。
もうひとつ。昔、「センサラウンド方式」という特殊効果がありまして
特殊な音響効果のことで、振動を体験できる不思議な手法です。
(今流行の4Dとかと違うのは椅子を物理的に動かさない)
マジで体が震えるんです!このシネラマとセンサラウンドをあわせた
映画「大地震」があるんですが、これが凄かった!!
この話はいつかまた。
◇映画「大地震」 ~
東京・有楽座での上映は1974年暮れ(正月映画)であったが、
隣の東宝会館4階・芸術座では山田五十鈴が座長として『たぬき』を
上演しており、最初の上映で本物の地震かと思った山田五十鈴は激怒し、
以後音響効果は他の劇場と比べると弱める形での上映となった。
(ウィキペディアより)
どれほど凄かったことか。(hiko)
で、話を戻して「ウィズ」。
もう画面の迫力に圧倒されましたよ!
この「ウィズ」は後に銀座博品館劇場で公開されたので
そこでも見ましたが、画面サイズの違いでこうも印象が
違うのかとマジマジと感じました。
やっぱり映画は映画館で見る!が基本ですね。
あの名画「ウエストサイド物語」もシネラマで上映されたんだから
「ウエスト-」の公開当時はその迫力に圧倒されたのは想像に難くない。

↑ ね、「シネラマ」って書いてあるでしょ。
またまた話を「ウィズ」に。
主演はダイアナ・ロス。共演がマイケル・ジャクソン。
音楽をクインシー・ジョーンズ。
オール黒人キャストでかため、スタッフもできるだけ黒人でまとめた映画です。
監督は巨匠・シドニー・ルメット。
えっルメットさんは白人じゃないかって?
確か僕(hiko)の記憶では奥さんが黒人だったはずです☆
ストーリーはもうご存知の「オズの魔法使い」そのまんまです。
とにかくセットが凄い!
制作費が100億とか書いてあったような気がする・・・・
大スクリーンで見ると圧倒されますが、逆にテレビだと伝わり難いかも。
で、いつも思うのがミュージカルってお決まりのように
何らかのメッセージを持たせていますよね。
必ずどこか説教くさいシーンがあると思ふ。
さてその「ウィズ」から一曲目は日テレの仮装大賞のメイン・テーマとしても
使われている「Ease on Down」です。
ダイアナ・ロスとマイケル・ジャクソンだ!
そして劇中最大の見せ場。
悪い魔女を倒したドロシー(ダイアナ・ロス)たちが
奴隷から解放された民衆(?)と喜びの群集ダンス・シーン。
上の動画は群集ダンス・シーンの前半部です。
この後、民衆(?)は身に着けていた着ぐるみを脱ぎ、
「素の人間」となって後半のダンスになります。
着ぐるみを脱いだことで身軽になり、後半のダンスは
より激しくなります!
その後半部の動画は見当たりませんでしたが
一応音楽の動画だけはあったので音楽を聴いて
イメージを膨らませてください。
後半部は3分27秒あたりからで、
そこから4分10秒ぐらいまでの静かなトーンのところで
着ぐるみを脱ぎ、4分17秒から音楽が劇的に盛り上がります!
FULLMOVIE ※音・音楽は映画をまんま使ってます!
よく作ったわ、こんなの♪
上のダンスシーンは1時間46分35秒ぐらいから始まります。
楽しさは伝わると思います!
やっぱり音楽だけより絵もあったほうが面白い!
※映画本編とは同じではありません。
最後は映画と関係ないけど・・・・
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