【昼の映画音楽 24】座頭市(今日は完全にhikoさんの趣味の世界) | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。


邦画の音楽特集を考えているうちに

「邦画」→「時代劇」と連想して

Youtubeで見ていたところ、

「座頭市」がでてきたので

今回はこの映画を取り上げます。


この座頭市、大好きです!

・・・・勝新のほうですけどね☆







まず最初に「音楽」的なところから動画をご覧ください。

その後は完全に僕(hiko)の趣味の世界になります。



北野武監督「座頭市 Zatoichi」から

有名な下駄タップのシーンです。





このシーンは見ていて「凄い!」と思いました。

途中で子供と大人の体をオーバーラップさせて

見せる演出も監督の冴えを感じました。

が、

このシーンは座頭市と直接絡む場面がある訳ではないので

ここだけ浮いた感じに見えたのは僕がひねくれて

いるからでしょうか。

ただアイデアは面白かった!




座頭市役者は今まで4人います。

初代から順に勝新太郎、ビートたけし(監督としては北野武、

役者としてはビートたけしの名前を使い分けしている)、

綾瀬はるか、香取慎吾。

まさか綾瀬はるかがいっつぁんをやるとは思わなかった。

みんなそれぞれ個性があるものの、やはり初代・勝新は

見事でした。

風体、しゃべり、声、白目、それに殺陣!

フーテンの寅さんといいたら渥美清!

スーパーマンといったらクリストファー・リーブ!

というイメージが出来ちゃってますね。

座頭市はもうズバリ!勝新しかない!

勝新の座頭市映画は全部で26本(だったはず)製作されました。




若い読者さんは勝新太郎(カツシン・タロウじゃない。

カツ、シンタロウです。)をあまり知らないでしょうから

勝新の座頭市の迫力の殺陣の動画をご覧ください!

一本目を編集した人は座頭市の殺陣を知ってますね。

動画が進むたびに殺陣の迫力があがってきます。

二本目は座頭市のユーモラスなところとか

ホントいいシーンをチョイスしてます。









比較の意味で今度は北野武監督作品から。

今風にCGを使い演出は派手ですが、立ち回りは

勝には及ばない。






座頭市は世界的にもヒットし、各国の映画に影響をあたえました。

特に香港。

「1970年代に香港で製作された多くのカンフー映画や武侠映画への影響力は

凄まじいものがあった。中でもその影響力を顕著に現したのが1971年に

製作された「新座頭市・破れ!唐人剣」であった。この作品の劇中で

座頭市が対峙する片腕の唐人剣士(ジミー・ウォング)は、武侠映画

「獨臂刀シリーズ」の人気キャラクターであり、盲目というハンデキャップを

背負いながらも超人的な武術を体得した座頭市をモデルに創作されたものである。

文字通り「新座頭市・破れ!唐人剣」は夢の共演を実現した作品であった。

ブルース・リー主演の『ドラゴンへの道』についても座頭市からの影響を

指摘する声がある。」(ウィキペディアより)


あのジミー・ウォング(カルト映画「片腕ドラゴン」)と座頭市が

映画で共演して戦っていたのです。

僕(hiko)はこの「新座頭市・破れ!唐人剣」を見てて、

馬場対猪木を見たぐらいに興奮したものです。

(もちろん見たのはDVD)

言葉が通じない二人がお互いを信頼していたにも関わらず

やはり言葉が通じないことですれ違いが生じて

戦わなくてはならなくなる・・・・。

当然座頭市がギリギリ勝利を収めるのですが、アジアでのジミー人気から

海外版ではジミーが勝利するバージョンもあるとのこと。


西部劇風の音楽です。





殺陣ばかり取り上げていますが、この映画は勝新演じる

市っつぁんのトボケたユーモアが実にいいスパイスになっています。


勝新の座頭市はほとんどみえていますが、シリーズ中で

一番のバイオレンス作と言われている「新座頭市物語・折れた杖」。

勝新太郎の最初の監督作品ですが、これはまだ見てないんですよね。

あの「続・荒野の用心棒」で主人公ジャンゴは、両手をグチャグチャに

つぶされ拳銃を使えない手にされたものの、その使えない手で

敵ボスと戦うクライマッスをヒントにしたと思われるシーンがあるンです。

「折れた杖」で座頭市は両手を銛(もり)で突き刺され仕込み刀を

握れない手にされるが、仕込みを手に縛りつけた座頭市は

敵陣に乗り込み鬼神のごとく切りまくる!!!!

このシーンはとにかく凄いらしい。

今までの座頭市シリーズと違って血が

ドビャーッ!ドビャーッ!!

っと出るみたい。








レンタル屋で簡単に探せるDVDで勝新の殺陣を堪能したいのであれば、

1989年の「座頭市」(共演:緒形拳、樋口可南子、陣内孝則、内田裕也、

片岡鶴太郎)がおすすめです。




ここで勝新の歌を聴いていただきます。


勝新太郎 座頭市子守唄 1978









最後は映画と離れますが保育園児(5~6歳)による

座頭市のタップダンスの曲を使ったダンス。

これは見事です!

7分に及ぶダンスをよく覚えました。





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