【お昼の映画音楽 4】「ダブ DOVE」(実話。ヨットで世界一周した男の子) | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

2010年5月15日、オーストラリアのジェシカ・ワトソンさん(16歳)が

最年少での単独・無寄港・無支援の世界一周航海に成功、

シドニーに無事帰還しました。

航海は全長10メートルのヨットで7カ月近くに及び

航海距離は約2万3000カイリ(4万3000キロ)に

達したといいます。

ん~、大したものですね~。

ご無事で何よりでございました。




今度(2014年5月31日)より、ヨット映画「ターニング・タイド」が

公開されますが、上述のジェシカ・ワトソンさんの話などから

思い出す映画があります。






『ダブ/THE DOBE』



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1974年のアメリカ映画で

17歳の男子高校生ロビンが単独(同乗に仔猫)で

7メートルのヨットに乗り世界一周する『実話』です。

主人公・ロビンの年齢は、今回のジェシカさんより

少し年上ですが、その旅行内容が、

とてもドラマチックな展開なんです。


主人公・ロビンは「することがないから」という理由だけで

ヨットに乗り世界一周に出かけます。

しかし寄港先のフィジー島で猫が殺されてしまいます。

(TωT)

その時、やけになっていたロビンを慰めてくれたのが

ヒッチハイクで世界旅行をしていた女子大生・パティでした。

(展開が見えてきましたね!)

ロビンはパティをデートに誘いますが

断られてしまいます。

断った理由・・・それは

19歳の彼女にとって17の彼は

若すぎるというものでした。

(あり得ーん!あり得ーん!)


翌日、パティは次の訪問地・ロートカに

向かうのですが、それを知ったロビンが

とった行動は早かった!


ロビンはヨット「ダブ」号をロートカに

向けて出発させたのです。

そしてタパティが滞在するホテルに行き

再会します。

このロビンのこの情熱が届かないはずがありません。

その後の2人は・・・・

熱くならないわけがありませんよね♪



さて、そんな矢先、ロビンのもとに

父親から連絡が入ります。

お父さんからの話というのが

ワールド・プレミア誌の編集者が

ロビンの航海記を

紹介したいというものでした。

それでその編集者から、

写真をいっぱい撮ってきてね♪

というお願いをされたのでした。



「することがないから」という理由で

始めた航海も、今ではパティがいることで

幸せを感じて、もうやめたっていいんだと

考えていたところでまい込んで来た話。



そのことを知ったパティは、ロビンに航海を

続けさせようと、いったん身を引くことを

決心しました。



ロビンは再び最終目的地・ロサンゼルスに向けて

ヨットを出発させました。


しかし!


今度のロビンは孤独ではありませんでした。

寄港した先々でロビンとパティは再会を

繰り返しながら、とうとう二人は

ガラパゴスの海軍教会で結婚式を挙げたのです。

(やったね!(b^-゜)


そしてついに3万6千マイルの荒海を乗り切り

ロビンは、『最愛の人』が待つ最終目的地・ロサンゼルス、

そしてダブ号の栄光を祝うたくさんの人々が待ち受ける

ヨット・ハーバーに、ひとまわり逞しくなったロビンが

到着したのでした。


THE END



原題 THE DOVE

1974年【米】 上映時間:108分

監督 チャールズ・ジャロット

出演 デボラ・ラフィン
   ダブニー・コールマン

音楽 ジョン・バリー(← hikoさん、この人の映画音楽大好き♪)


◇『ダブ/THE DOBE』オープニング




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