最年少での単独・無寄港・無支援の世界一周航海に成功、
シドニーに無事帰還しました。
航海は全長10メートルのヨットで7カ月近くに及び
航海距離は約2万3000カイリ(4万3000キロ)に
達したといいます。
ん~、大したものですね~。
ご無事で何よりでございました。
今度(2014年5月31日)より、ヨット映画「ターニング・タイド」が
公開されますが、上述のジェシカ・ワトソンさんの話などから
思い出す映画があります。
『ダブ/THE DOBE』


1974年のアメリカ映画で
17歳の男子高校生ロビンが単独(同乗に仔猫)で
7メートルのヨットに乗り世界一周する『実話』です。
主人公・ロビンの年齢は、今回のジェシカさんより
少し年上ですが、その旅行内容が、
とてもドラマチックな展開なんです。
主人公・ロビンは「することがないから」という理由だけで
ヨットに乗り世界一周に出かけます。
しかし寄港先のフィジー島で猫が殺されてしまいます。
(TωT)
その時、やけになっていたロビンを慰めてくれたのが
ヒッチハイクで世界旅行をしていた女子大生・パティでした。
(展開が見えてきましたね!)
ロビンはパティをデートに誘いますが
断られてしまいます。
断った理由・・・それは
19歳の彼女にとって17の彼は
若すぎるというものでした。
(あり得ーん!あり得ーん!)
翌日、パティは次の訪問地・ロートカに
向かうのですが、それを知ったロビンが
とった行動は早かった!
ロビンはヨット「ダブ」号をロートカに
向けて出発させたのです。
そしてタパティが滞在するホテルに行き
再会します。
このロビンのこの情熱が届かないはずがありません。
その後の2人は・・・・
熱くならないわけがありませんよね♪
さて、そんな矢先、ロビンのもとに
父親から連絡が入ります。
お父さんからの話というのが
ワールド・プレミア誌の編集者が
ロビンの航海記を
紹介したいというものでした。
それでその編集者から、
写真をいっぱい撮ってきてね♪
というお願いをされたのでした。
「することがないから」という理由で
始めた航海も、今ではパティがいることで
幸せを感じて、もうやめたっていいんだと
考えていたところでまい込んで来た話。
そのことを知ったパティは、ロビンに航海を
続けさせようと、いったん身を引くことを
決心しました。
ロビンは再び最終目的地・ロサンゼルスに向けて
ヨットを出発させました。
しかし!
今度のロビンは孤独ではありませんでした。
寄港した先々でロビンとパティは再会を
繰り返しながら、とうとう二人は
ガラパゴスの海軍教会で結婚式を挙げたのです。
(やったね!(b^-゜)
そしてついに3万6千マイルの荒海を乗り切り
ロビンは、『最愛の人』が待つ最終目的地・ロサンゼルス、
そしてダブ号の栄光を祝うたくさんの人々が待ち受ける
ヨット・ハーバーに、ひとまわり逞しくなったロビンが
到着したのでした。
THE END
原題 THE DOVE
1974年【米】 上映時間:108分
監督 チャールズ・ジャロット
出演 デボラ・ラフィン
ダブニー・コールマン
音楽 ジョン・バリー(← hikoさん、この人の映画音楽大好き♪)
◇『ダブ/THE DOBE』オープニング
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