.
1月24日に公開した【絶対に当たる!】思念を読み取るふしぎな玉って知ってる?
の記事をご覧になっていない方は、まずそちらをお読みください!
(↑ リンクを貼ったので見に行ってね♪)
まだ読んでいない方、試していない方は
一度遊んでからこの先をお読みください。
でないと話がチンプンカンプンですので☆
さてさて自分が選んだ数字をズバリ!当てちゃう不思議な玉。
どうです~~、不思議だったでしょ~~!
どうしてもカラクリが分からないと、モヤモヤを感じたまま
月曜日を迎えてしまう!との声が僕に届きましたので、
『タネあかし』しちゃいます!
いや!
「絶対、謎を解いてやる!」
って人はここでお戻りくださいね。
さて、と・・・・
ジラす訳じゃないけど、ここで一つこんな話を。
僕(hiko)、つい先日、昼飯を食べにに某牛丼チェーン店に入りました。
牛丼を食べていると、僕の着座するカウンターの真正面で、やはり同じく
牛丼を食べている50~60代のおじさんがいました。
そのおじさん、何かキョロキョロとしきりに周りを見ています。
不審に思った僕はじーっと、そのおじさんを見ていたのですが、
向こうは真正面から僕が見ているのに気がつきません。
そして、そのおじさんの目が、店の奥の調理場に目を向け、
5秒ほど見つめた・・・・
次の瞬間!
そのおじさん、いきなり目の前の箸入れの箱ノフタを開けるや
爪楊枝を30本以上、グワシッ!と掴むや自分のポケットにしまいこみました。
その後、何事もなかったように牛丼を食べるおじさん。
しかし爪楊枝の座りが悪いのか、ときどきポケットを揺らしたりしていました。
そう、おじさんは爪楊枝を大量に持ち帰りたく、店員さんの
隙ができる瞬間を見計らっていたのです。
僕(hiko)、この現場の始終を正面からずーっと見ていたのに、
そのおじさんは気づきませんでした。
何が言いたいのかというと、「人は注意すべき対象に集中した場合、
他の物への意識が驚くほど希薄になる」ということです。
あのおじさんに向かって僕がもし「アッカンベー!」をしても
きっと気づかなかったと思います。
いや、まさにこれ、マジックの基本ですよね!
以上、先日僕が見た実話でございました。
話がそれてしまったようですが、
ここから先がタネあかし。
いらぬ世話だと、お思いの方はお戻りくださいませ。
いいですか、
じゃ、書きますね。
まずトリックの一つは、最初の「数字の算出」にあります。
例えば「16」ですと、十の位と一の位を足すと「7」になり、
「16-(マイナス)7」で算出された数字は「9」になります。
同じように「73」を同じ計算をすると「63」になり、
「55」なら「45」になります。
つまり、この計算式で求めた答えはすべて「9の倍数」になるんです。
そして次に画面右側の図表です。
「9の倍数」になる番号の絵柄は「すべて同じもの」になっています。
左の玉には「9の倍数」の絵柄が出るように設定されているんです。
で、一度実験してから「TRY AGAIN!」ボタンを押すと
絵柄がランダムにリセットされるのですが、それでも「9の倍数」
にある数字だけは同じ絵柄になるようにセットされていたんです。
ということだったんですね~!
「じゃ、もう一度!今度はこの数字で!」
と違う二桁数字で試すから、ややこしくなり混乱していたんです。
こういった観客を、見当違いの方向に誘導したり欺く(あざむく)ことを
マジック用語で「ミスディレクション」って言うんですよ、お客さ~ん♪
僕の妹(もうおばちゃん)に、これ見せていたら
「あっ!絵が変わってる」と3回目ぐらいに言い当てて、
ほくそ笑んでいた僕が、かなりタマゲたことがありました。
( ̄□ ̄;) ← 驚いたhikoさんの図。
案外、僕の妹は他のマジックも見破れるかもしれない・・・・。
恐るべし。
あ~バラしちゃった!
また1年後に再掲載しようと思ったのに。
ま、いっか。
(hiko)
.