都市伝説vol.14 【ルーシー・モノストーン】(※再掲載) | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

多重人格障害者としては「ビリー・ミリガン」が有名で

最大で24人の人格を持つとして知られています。


しかし・・・



これから紹介するのは、

その人物の情報は、ほとんど無いものの

知る人ぞ知る本物のサイコ。

その名を・・・・・

ルーシー・モノストーン。



「モノストーン」とは、いったい

どのようなサイコなのでしょうか。








モントリオールの大きな屋敷で

2人の子供の面倒を見るベビーシッターがいました。

ベビーシッターが2階で子供を寝かしつけた後、

下の一階でテレビを見ていると突然、電話が鳴りました。



Let's easily go!気楽に☆行こう!


ジリリリリッ!


ジリリリリッ!



受話器をとると不気味な男の声で 、

「俺はルーシー・モノストーンだ」

と名乗りました。


ルーシー・モノストーンはその頃、

恐怖の殺人鬼として知られ、

モントリオール市街で、

もっとも恐れられていた人物です。


ベビーシッターはいたずらだと思って電話を切ると、

すぐにまたかかってきて、受話器から

さっきと同じ言葉が聞こえました。


ベビーシッターは腹を立てて、

電話交換手に電話をして事情を話し、

もしまた、かかってきたら

電話の相手を逆探知するよう頼みました。

すると、ほどなくして

再び電話がかかってきました。


ベビーシッターは電話交換手から教わった通り、

電話を長引かせてから切りましたが、

男は、とても気がかりな言葉がを言っていたのです。


「俺はルーシー・モノストーン・・・。

たった今どこかのガキを殺したところだ」



ベビーシッターが電話を切ると

すぐに電話交換手から電話が入り、

その交換手はすごく慌てた声でしゃべりました。

「早く!早くその家から逃げてください!今の電話は、

その家の2階からかかってきています!」


ベビーシッターが電話を切り、

部屋の入り口に振り返ると

そこに血でべっとりと染めた包丁を

持った男が立っていました。

男は「俺がルーシー・モノストーンだ」




Let's easily go!気楽に☆行こう!



確かに電話で聞いたのと同じ声でした。

しかし、ベビーシッターは男に向かい、こう言ったのです。

「いいえ、あんたは偽者よ。

だって・・・


あたしがルーシー・モノストーンだもの」


翌日、その家の2階で殺された2人の子供のほかに

1階で無残に切り刻まれた見知らぬ男の死体が見つかりましたが、

ベビーシッターの姿は見当たりませんでした。








ルーシー・モノストーンは、

小説家ディレク・ハートフィールドと共に

60年代に熱狂的に支持された伝説の革命家、

そして忘れられたロックミュージシャン崩れの

テロリストだとの説があるほかに、

どこかの外国人だとも言われています。


が!


そもそもルーシー・モノストーンは

実際にいたのか、いないのか!?



Let's easily go!気楽に☆行こう!


『ルーシー・モノストーンの真実 』

三木・モトユキ・エリクソン著

出版 : 角川書店、税込価格1470円




実は漫画『多重人格探偵サイコ』

(原作:大塚英志、作画:田島昭宇)

の中に出てくる重要な登場人物として

有名なんですが、

いくら調べても、この人ほど

「虚と実」、「真か偽か」が分からない人物は

いないですね。

正直いいまして、現段階で

僕もその正体を捉えきれていない

謎の人物です。



同名のミュージシャンがいたようなので

そこらへんから「都市伝説」として

広まりを見せたようですが、

今回ばかりは、ハンパな形ですが

ルーシー・モノストーンとは、

「漫画で有名になった謎のサイコ」

というだけで終わらせます。

たぶん、上の写真にある

『ルーシー・モノストーンの真実 』を

読まないと答えに近づかないですね。


いや~申し訳ない。

今日は良い閉め方ができなくて(汗)

こういう余韻(?)があったって

たまにはいいよね☆







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