少ないから、昔の遊び「かごめかごめ」は
知らないかもしれませんね。
若い人に、どういう遊びか
簡単に紹介しますと
ジャンケンなどで負けた一人が
「オニ」になり
両手で自分の顔を覆い
その場でしゃがみ込み
その「オニ」の回りを子供たちが
手をつなぎ、歌いながら
「オニ」のまわりをゆっくり
回ります。
その歌詞が、
『かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀と滑った
後ろの正面だあれ?』
歌が終わると同時に
まわっていた子供たちは
歩くのをやめ、
「オニ」は真後ろ(後ろの正面)の
子供が誰なのかを当てるというものです。
この歌詞ですが、
◇かごめかごめ【かごめ=生者なので生者】
◇かごの中の鳥は【かご=地獄。鳥=死者、
つまりこの歌詞の意味は、地獄の中の死者は】
◇いついつでやる【死者と生者は交代する】
◇夜明けの晩に【交代のときはいつ?】
◇鶴と亀が滑った【この2つはめでたい物が滑るので
生者の寿命が一気に短くなるまたは死ぬ】
◇後ろの正面だーれ【交代する死者は誰?】
という説が有力(?)になっているようですが、
「かごめ」は、後ろの正面にきた子供を
口減らしとして殺す儀式とも、
あるいは崖で突き落とされた女の子が
背中を押した犯人にむかっての恨みだとも
言われているようです。
わたしの背中を押した後ろの正面は誰・・・と。
また鶴は折り紙で五角形の五芒星。

かごめ(籠の目)は六角形で六芒星を
暗示しているとの説はかなり浸透しています。

なお、この「かごめ」には
「カゴの中の鳥は」と歌っているところで
円の中に人がいなければ霊を呼び出すという、
コックリさんと同様の交霊術に
使われる歌であるという説と
真ん中の子供に神様を宿らせる
まじないであったとする2つの説もあります。
都市伝説 vol.6 【かごめかごめ】 終