僕はあまり信じていない人です。(^o^;)
そりゃ、朝のテレビで占いコーナーを見て、
良い内容、悪い内容で気分を良くしたり
悪くしたりぐらいはありますよ。
さて、昔の話になりますけど
当時、僕がつき合っていた彼女が
占いをしてもらおうよ、と
都内の、とある占いコーナーに
連れていかれたことがあります。
占いコーナーは黒いカーテンなんかで
区切って、いくつもの小部屋を作り
それぞれに手相、タロットとかいろんな
占い師がいるんですよね。
彼女が選んだのか、
それとも空いていた占い師が、
たまたまその人だけだったのか
よく覚えていないんですけど、
僕たちが席についたのは手相占いでした。
席に着くと、その占い師の顔が
元・衆議院議員の故・金丸信に
そっくりだったのをよ~く覚えています(笑)
実際、その人は金丸さんと同じぐらいの年齢に
感じました。
その占い師の前のテーブルをはさんで
僕と彼女が並んで座ってスタートです。
当然見てもらうのは彼女のほうです。
先ほど書いたように、僕は信じていないので
横の席でお手並み拝見といった具合です。
最初に紙に(彼女自身が)名前と生年月日を
書いたような覚えがあります。
そして「仕事は何をしてるの?」とか
いくつか問答を繰り返した後、
彼女の手相を見ました。

よくテレビで占い師が、まるで超能力者のように
その人の過去とか悩みとかを
ズバズバ言い当てることがありますよね。
それまでの問答とかで、ちょっと探りを入れてから
勘を働かせて、上手いこと言ってやがると
思っていました。
思っていました・・・。
と、いう過去形の表現になるのはですね・・・
その金丸信似の占い師が
なんと彼女の過去やら健康やら悩みとかを
ズバズバ言い当てたんですよ!
あれはブッたまげました。
大した問答をしていないのにですよ。
とにかく不思議な経験でした。
翌日、そのことを会社で話したら
テレビや雑誌の占いは当たらないけど
今回のような対面式の占いは当たるんだと
同僚の女性社員が言ってました。
そうなんでしょうかね~。
う~ん分かりません。
話を戻します。
ここで携帯電話が鳴ったのかトイレに行ったのか
忘れましたが、少しの間だけ彼女は中座しました。
占い師と僕の2人だけ席に着いています。
hiko「あの~、よくわかりますね?」
占い師「そりゃ~アンタ。この仕事を
四十年(と言ったと記憶してます)やってれば
それぐらい分かるよ~」
hiko「凄いですね・・・」
彼女が席に戻って占い再開です。
占い師が先ほどの続きを話します。
いや~本当よく当たっています。
そして占い師は彼女に向かってこう言ったのです。
「あンた、つきあってる男の人・・・いる?」
おーいっ!
僕は最初っから彼女の横に、
そしてあンたの前に、
ずーっっっと座ってんだろーがー!
それともこの占い師、まさか「シックスセンス」の持ち主で
僕はブルース・ウィリスみたいに
死んだことに気づいていない幽霊だって言ってんのかー!
あり得ませーん!
僕は軽く右手を上げてアピールすると
同時に彼女も僕の方に手くばせして
「この人です」と占い師に教えました。
占い師「(固まる)・・・」

この写真の金丸さんとまったく同じ表情で
完全にフリーズしました(爆)
後日、友人たちと会ったときに、
この話をしたら
友人A「その占い師、hikoのことを
マネージャーだと勘違いしたんじゃないの?」
そのときの彼女は雑誌・パンフ等のモデルをしていたので、
そう言われりゃ、そうかもね・・・と。
でも、占いをしてもらったとき、
僕、スーツを着てたかなぁ~?
そこらへんを良く覚えていません・・・。
あの時、最初から彼女の横で座っている僕を
占い師は何者だと思っていたんだろう・・・。
もしマネージャーに見えなかったとしたら・・・。
( ̄_ ̄ i)
聞きたかったな~。

◇写真は本文と関係がありません。
※2010年5月29日「占いを信じますか」の再掲載です。
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