2012年8月9日に、諸般の事情から未だにDVD化されていない
幻のドラマ「季節はずれの海岸物語」をご紹介いたしまいたが、
今日は「幻のドラマ」の紹介、第2弾!
『空と海をこえて』を紹介しちゃいます!
あらすじ(放映は1989年、つまり平成元年当時が舞台設定です。)~。
主人公・桂木あかね(後藤久美子)が沖縄の新城島で大勢の友達とワークキャンプを行うが、
嫌気性細菌ボツリヌスで汚染されたキャベツの浅漬を食べたことにより
集団食中毒が発生。しかし電話機が故障のため、島外に助けを求めることができない。
ただ一人、キャベツの浅漬けを食べ損ねたあかねだけが無事であった。
あかねは外部への通信手段としてパソコンを使ってSOSを発信することを思いつくが・・・・。
といった内容です。
25年前で今ほどパソコンが普及していなかった時代背景の話ですので
今、再放送しても違和感が残りますが、ドラマ自体は良く出来ており、
今の時代に設定を変更し、リメイクが期待されているドラマです。
「空と海をこえて」は様々な人間模様を約3時間に渡り、事細かに描き、
舞台は国内にとどまらず、G型血清のあるフランスパスツール研究所にまで及ぶ。
1956年公開のフランス映画「空と海の間に (Si tous les gars du monde)」
(食中毒に冒された人々を助けるため、世界中のアマチュア無線家が連携して
血清を送り届けるストーリー)を元に作成されたものと思われています。
キーワードは48時間、友愛。
例の白菜浅漬け事件を予見したかのような部分もあり、確かにリメイクしたら
かなり面白いものになりそうです。
ちなみに脚本は佐々木守が担当。
詳細なストーリー(細かく書かれています)は、以下アドレスからご覧ください。
(SOS発信からネタバレ・エンディングまで記載されいています)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E3%81%A8%E6%B5%B7%E3%82%92%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%A6
では「空と海をこえて」の冒頭部分の動画をご覧ください。
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