【怖い話】崖にいた幽霊(※再掲載) | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

これは、かなり知られた話らしいのでご紹介いたします。




さて、これから2分弱、あなたの目はあなたの体を離れて、

この不思議な時間の中に入って行くのです。


(石坂浩二『ウルトラQ』のナレーションのつもり)







ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみたんです。

トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。

と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。

あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで降りてみたところ、

そこに人影はなく、目の前は崖。

ガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら

落ちてしまっていたかもしれない。


「あの幽霊が助けてくれたんだ」


そう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についた。


トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、

後部座席に先ほど目の前を横切った女の人の姿が……。

その女の人は、こう呟いた。




「死ねばよかったのに」




「いや、でもホント助かったよ。ありがと」

「ば……ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」

「お礼しないとな。また来週きてもいいかな」

「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危ないわゎ!!!」


翌週、なんか弁当用意して待っててくれました。

作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです。







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