「クロース・アップ・マジック(マジシャンと観客の距離が非常に接近している)」
「サロン・マジック(西洋でお客さんを招いたリビングで行うマジック)」
「ステージ・マジック(一段高い舞台上で行う。一般的にプロ・マジシャンたちがそう)」
などなど・・・・。
で、他に「脱出」系マジックがあります。
これで有名なのが初代・引田天功。
1968年から1975年まで7回にわたって日本テレビの特番「死のジェットコースター大脱出」、
「死の火煙塔大脱出」、「死の水道管大脱出」「油地獄水面炎上大脱出」などは
毎回の高視聴率!大人気だったんですよ~。
でね、でね!その初代・天功の脱出シリーズは、ある有名な奇術師から
ヒントを得て行っていたのです。
その奇術師の名前は。「現在でもアメリカで最も有名な奇術師」、
「ハリー・フーディーニ」。

フーディーニは、1891年にアメリカで出版された『霊媒術の暴露』(著者匿名)
という霊媒のトリックを詳細に解説した本に書かれていた「縄抜け」のテクニックに
興味を持ったことでマジシャンへの道を志します。
脱出術を得意とし、各国の警察の留置場や刑務所に収監されての手錠外しによる脱出や、
また凍った運河やミルク缶からの脱出を行い、話題となった。
「フーディーニに脱出できない所は無い」「不死身の男」「脱出王」と大規模に宣伝するなど、
マスコミを利用した売り込み技術はずば抜けた才能があり、当時のアメリカのトップスターと
なった。 また、それまであったトランクからの脱出を、助手と奇術師が一瞬で入れ替わる
トリックへと進化させ、奇術にスピード性と鮮やかさをもたらした。
一方で、最愛の母の死去に伴い当時大流行していた心霊術信仰へ傾倒。
だが、奇術師としての知識と洞察力からそれらがトリックだと気付き、
これを暴くことに熱心に取り組んだ。
心霊術の擁護を行なっていたコナン・ドイルと一時親交を結んでいたが、フーディーニは
手紙の中でドイルを非常にだまされやすい人物と評している。
心霊術を調査する為にアメリカの科学雑誌『サイエンティフィック・アメリカン』が
学者らによる調査委員会を発足させたときにも委員として参加し、奇術師としての知識と
才能を駆使して、超能力者や心霊能力者のいかさまを見破ることに貢献した。
本物の霊能力者に会い、母親と交信をしたかったが、プロの奇術師であるフーディーニを
欺けるような霊媒師など存在するはずがなく、その怒りからサイキックハンターの道を
歩んだといわれている。
1926年、楽屋に訪れたホワイトヘッドという大学生に「腹部を強く殴られても平気」
という芸を見せる際、フーディーニが準備していない段階で殴られたことが原因の
急性虫垂炎で10月31日に死亡。
それでは2本の動画をご覧ください!
一つ目は初代・天功の脱出シリーズの中からダイジェストをどうぞ。
日本映画ではありえないような爆破シーンです!
(お金かかってんどぉ~ッ!)
◇引田天功大脱出ダイジェスト
2本目は奇術師ハリー・フーディーニを描いた映画『奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~』
(原題: Death Defying Acts)は、2008年公開のイギリス/オーストラリア映画。
日本劇場未公開)の予告編です。ストーリーは、
インチキ降霊術師のメアリーと、その娘のベンジーは、二人でイカサマの降霊術を
行って細々と暮らしていた。そんな二人の住む町に、有名な奇術師である
ハリー・フーディーニが訪れる。なんと彼は、亡き母親の「最期の言葉」を
言い当てた降霊術師に、多額の賞金を出すと宣言する。
今の苦しい生活から抜け出す絶好のチャンスだと思ったメアリーは、降霊術を
成功させるため彼に近づくのだが・・・・・。
予告を見る限り、ちょっと面白そうですよ☆
◇『奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~』予告編
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