
この写真、合成とかインチキではなく
正真正銘、本当にいた熊の写真です。
もし、こんな怪獣のような熊が人を襲ったとしたら・・・。
これが1915年(大正4年)、北海道苫前郡苫前村(現:苫前町古丹別)の
三毛別(現:三渓)六線沢で発生した、日本国内で最大の獣害(じゅうがい)事件。
三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)なのです。
そして、その時の羆が上の写真なのです。
1915年(大正4年)11月初旬のある夜明け前、開拓村の池田家にヒグマが姿を現した。
飼い馬が驚いて暴れたため、その時の被害はわずかなトウモロコシに止まった。
村は開拓の端緒にかかったばかりの土地でもあり、このような野生動物の襲来は
珍しいものではなかったが、主人・富蔵はぬかるみに残った足跡の大きさに
懸念を持ったのだった。
実はこのヒグマ。重さ340kg、身の丈2.7mにおよぶ巨体のオスで、
ところどころ金毛が混ざる黒褐色の体躯には胸から背中にかけて
「袈裟懸け」と呼ばれる白斑があった。
推定7~8歳と見られ、体に比べ頭部が異様に大きいという特徴を持っていた。
この巨大ヒグマが「人間の味」を覚え、何度も村を襲撃することになるー。
とても簡単にまとめられる内容ではありませんので、
詳しいことはウィキペディアをご覧ください。
◇三毛別羆事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6
少しお時間があるかたは「アンビリバボー」で
紹介した再現VTRをご覧ください。
ヘタなパニック映画もぶっ飛ぶ壮絶な実話です。
(動画は全6本)
アンビリバボー 三毛別羆事件 1
アンビリバボー 三毛別羆事件 2
アンビリバボー 三毛別羆事件 3
アンビリバボー 三毛別羆事件 4
アンビリバボー 三毛別羆事件 5
アンビリバボー 三毛別羆事件 6
クマー!

クマー!

.