少女が引越しの際、古くなった外国製の人形、「メリー」を捨てていく。
その夜、電話がかかってくる。
「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」
電話を切ってもすぐまたかかってくる。
「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…」
そしてついに「あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話が。
少女は思い切って玄関のドアを開けたが、誰もいない。
やはり誰かのいたずらかと思った直後、またもや電話が…
「あたしメリーさん。今 あなたの後ろにいるの」
ここまでがよく聞く「都市伝説 メリーさんの電話」ですが、
この怖いメリーさんが、全く予想だにしなかった事態に
遭遇する話があったのです。
男「ほっ本当にメリーさん?」
メリー「・・・私メリー今1階に居るの・・・」
男「い・・・1階ってこのマンションの?」
メリー「・・・はい」
男「ちょっwwwもうそんな近いのかよwww
待ってまだ部屋散らかってるからwwww」
メリー「・・・」
メリー「・・・そんなに気にしなくていい」
男「あと10分待ってて!!
念願のメリーたんに会えるんだから最高の状態で出迎えなくては」
メリー「・・・分かった。10分後・・・また掛ける・・・」ピッ
メリー「・・・何これ緊張する」
男「うんっ飾り付けもこんなもんでいいかな!!」
男「そろそろ10分たつな・・・」ワクワク
メリーサンノヒツジカワイイヒツジー♪
男「きたっ!!」パッ
メリー「もっ・・・もしもし私メ」
男「メリーさん!!待ってましたっ!!今どこですか!!」
メリー「いやっその・・・化粧とかもしてなかったから
ちょっと自宅に戻って支度してます・・・///」
男「えっ・・・俺のために・・・そんなことまで・・・///」
メリー「・・・またマンションについたら折り返し電話します・・・///」
男「マダカナーマダカナーフンフンフン♪♪」セイザデマツヨ
メリーサンノヒツジカワイイヒツジー♪
男「きおった!!」バッピッ
メリー「わ・・・私です・・・///メリーです・・・///」
男「待ってましたっ!!!!」
メリー「今あなたのマンションの一階に居るの・・・」
男「はいっ!!!こちらも豪華舟盛りを用意してお待ちしています!!!」
ピッ
メリー(男さんをこんなに期待させてるのに・・・私は・・・男さんを・・・)
男「オソイナーマダカナー」ワクワク
メリーサンノヒツジカワイイヒツジー♪
メリー「・・・わたし・・メリー・・・」
男「メリーさん!!いま2階ですかっ!!」
メリー「!!!はっはいっ!!」
男「まだちょっと待ってくださいっ!!
舟盛りを盛大に床にぶちまけてしまいまして!!
また何か違うもの頼むんで!!少し待っていてください!!」
メリー「・・・はい・・・」ピッ
メリー(なんで私なんかと会うのにそこまでしてくれるの・・・
こんなんじゃ・・・わたし・・・)
続く
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