男と『メリーさんの電話』 第1回 | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

少女が引越しの際、古くなった外国製の人形、「メリー」を捨てていく。

その夜、電話がかかってくる。

「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」

電話を切ってもすぐまたかかってくる。

「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…」

そしてついに「あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話が。

少女は思い切って玄関のドアを開けたが、誰もいない。

やはり誰かのいたずらかと思った直後、またもや電話が…


「あたしメリーさん。今 あなたの後ろにいるの」













ここまでがよく聞く「都市伝説 メリーさんの電話」ですが、

この怖いメリーさんが、全く予想だにしなかった事態に

遭遇する話があったのです。




















男「ほっ本当にメリーさん?」

メリー「・・・私メリー今1階に居るの・・・」

男「い・・・1階ってこのマンションの?」

メリー「・・・はい」

男「ちょっwwwもうそんな近いのかよwww

待ってまだ部屋散らかってるからwwww」

メリー「・・・」

メリー「・・・そんなに気にしなくていい」

男「あと10分待ってて!!

念願のメリーたんに会えるんだから最高の状態で出迎えなくては」

メリー「・・・分かった。10分後・・・また掛ける・・・」ピッ

メリー「・・・何これ緊張する」

男「うんっ飾り付けもこんなもんでいいかな!!」

男「そろそろ10分たつな・・・」ワクワク

メリーサンノヒツジカワイイヒツジー♪

男「きたっ!!」パッ

メリー「もっ・・・もしもし私メ」

男「メリーさん!!待ってましたっ!!今どこですか!!」

メリー「いやっその・・・化粧とかもしてなかったから

ちょっと自宅に戻って支度してます・・・///」

男「えっ・・・俺のために・・・そんなことまで・・・///」

メリー「・・・またマンションについたら折り返し電話します・・・///」



男「マダカナーマダカナーフンフンフン♪♪」セイザデマツヨ

メリーサンノヒツジカワイイヒツジー♪

男「きおった!!」バッピッ

メリー「わ・・・私です・・・///メリーです・・・///」

男「待ってましたっ!!!!」

メリー「今あなたのマンションの一階に居るの・・・」

男「はいっ!!!こちらも豪華舟盛りを用意してお待ちしています!!!」

ピッ
メリー(男さんをこんなに期待させてるのに・・・私は・・・男さんを・・・)




男「オソイナーマダカナー」ワクワク

メリーサンノヒツジカワイイヒツジー♪

メリー「・・・わたし・・メリー・・・」

男「メリーさん!!いま2階ですかっ!!」

メリー「!!!はっはいっ!!」

男「まだちょっと待ってくださいっ!!

舟盛りを盛大に床にぶちまけてしまいまして!!

また何か違うもの頼むんで!!少し待っていてください!!」

メリー「・・・はい・・・」ピッ

メリー(なんで私なんかと会うのにそこまでしてくれるの・・・

こんなんじゃ・・・わたし・・・)
  









続く