【怪奇】 つまみ枝豆の体験談 | Let's easily go!気楽に☆行こう!

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映画、写真、B級グルメ、格闘技、そして少しばかり日常を語る雑記帳です。

新潟の某大手メーカーの工場の従業員家族慰安会の営業に行った時、

楽屋にあてがわれた応接室からトイレに行こうとした。

応接室を出ると、廊下に係りの人が待機していて

「どうしましたか?」

「ちょっとトイレに行きたいんですけど」

「それではご案内します」

「え?トイレあそこでしょ?あそこにWCって書いてあるじゃない」

「いえ、向こうに新しいトイレがありますので」

「いいですよあそこで。小便だし」

「それでは一緒について行きます」

枝豆が一人でトイレに入った瞬間、嫌な感じを覚えた。

うっすらホコリが積もり、普段使われている様子ではなかった。

4つある便器の一番手前で用を足していて、

ふと見ると一番奥の便器で小便をしている男がいた。

足音も何もしなっかたのにと不審に思いながら手を洗い、

鏡を見ると誰もいない。

「エッ?」と思って振り返ると男がまだ用を足している。

また鏡を見てみると、今度は男がはっきり映っていた。

「何かいるッ」

気持ち悪くなった枝豆は外に飛び出して、

待っていた係員に「今誰か入りましたか?」

「いえ誰も入ってませんが...」

「おかしいな...ちょっと中見てみてよ」

「誰もいませんよ」

「いや、絶対いたから。鏡見てみてよ、映るかもしれないから」

「...枝豆さん、このトイレ鏡ありませんよ...」








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