書きましたが、今回は僕(hiko)の高校三年生のときの
話でございますが、前回の話をまだ読んでいらっしゃらない方は
そちらからお読みくださいますようお願いします。
学園祭にまつわる話 2 【お化け屋敷】
さて、高校生活3年目を迎え、いよいよ最後の年になりました。

秋が到来し、学園祭の季節となり、また各クラスから
出し物を考える時期になりました。
僕が2年生のころは『お化け屋敷』をだして
まずまずの評判でしたが、3年になり、クラスメイトも代わり、
新しい仲間たちと、どんな出し物を出そうかと
考えていましたが、この後考えた出し物が
なぜか学校中が注目するイベントになるとは思いませんでした。
ホームルームで男女ともいろんなアイデアを出して白熱していましたが、
僕はそんなときでも、教室の後ろのほうで仲間と遊んでいたような
生徒さんでした。ま、出し物が決まれば一緒にやる!といって程度。
議論に加わっていなかったせいで、どういう経緯で話がまとまったのか
全然記憶にないのですが、僕視点で偽りなく書かせてもらいます。
確か僕の記憶だと、学校に申請を出した順に
出し物が決定したはず。つまり焼きソバ屋や味噌田楽を出そうと思っても
先に申請が出されていたら、同じ出し物は基本的に却下・・・というより
意地で同じものは出さないですね。
で、他のクラスが体育館で何かをやるって話があったんですよ。
今はどうか分からないですが、その当時の体育館は音楽部や演劇部の
発表会をやり、その間に、バンド活動をする生徒の演奏の場ぐらいだったはず。
他のクラスが何をやるか忘れましたが、2日間の学園祭で
こちらの出番が小一時間ぐらいで済むならヨッシャ!的な
軽いノリで、僕らの活動がスタートしたような感じだったと思います。
でも芝居はみんな恥ずかしがってNG。
となりゃ歌になるしかないわけでございます。
全員合唱?代表で何人か出して歌わす?
結局みんなが知っている歌と言うと、
今風に言うならJ-POPなわけです。
でも、みんな個人個人で好きな歌手がいたり
歌うならこの曲がいいとか、好き勝手に言い合っているうちに、
めんどくせえーっ!
それなら、歌なら何でもいいから出しちゃえっ!
といった雰囲気になって、結局好きな歌
(これがこの後、想像していなかった選曲に変化していくわけですが)
を並べてベストテン形式でやろうぜ!
と決まったのですが、そうなると周りがノってきて
当たり前に歌ったら面白くないから
少し古い歌でもいいから面白い選曲を!
とか、
どうせなら男性歌手の歌は女子が、
女性歌手の歌は男子が歌ったら面白い!
とか、もう言いたい放題なわけです。
なぜなら、みんな自分は歌う立場にはならないだろうと
思い込んでいたからです。
この『歌謡ショー』の企画全貌と
hikoさんがどのように関わってくるのかは、
またの機会に。
※この記事は2010年10月16日に掲載した
「学園祭にまつわる話 3 【歌謡ショー編】 前編」
の再掲載です。
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