いや、今放送しているテレビ番組も
総集編みたいのが多いから、便乗して・・・(汗)。
新しい読者さんもいますし、「温故知新」ということで。
今のレンタルビデオ屋さんは
DVDが主流で、次いでブルーレイですよね。
まだDVDもブルーレイも無かったころの
話でございます。
僕が友達のKからテレビ放送を見逃し
録画もしていなかった映画のビデオを
借り受けました。
ちょっとしたB級アクション映画なんですけどね。
そのビデオを返す日、
僕とKと、もうひとりAの3人で
ファミレスでお茶してました。
hiko「(Kに)ビデオ、サンキュ!」
A「それ、何のビデオ?」
K[この前、テレビでやっていた○○○って
映画だよ」
A「ふ~ん、面白いの?」
hiko「ああ、面白かったよ」
A「じゃ、俺にも見せてよ」
K「いいよ。(と、ビデオをAに渡す)」
この後、僕もKも、そしてAも
想像だにしなかった事態が
Aに待ち受けることになるとは
知る由もなかったのです。
ここでちょっとAの自宅を紹介しますと
(相当、前の話です)
当時のAの家族構成はA本人とご両親、おばあちゃん、
そしてAの兄さん夫婦に、その子供が二人の
8人家族です。
家はAの親父さんとAの兄貴の2世代ローンの
木造三階建て。
つまりAは居候なわけです。
家の作りも変わっていましたが
詳細は控えます。
1階にAとおばあちゃんの部屋があり
他の家族6人は二階から上に部屋があります。

(写真はイメージで、本文とは関係がありません)
さて、ビデオを持ち帰ったAですが
数日間見るのを忘れていたそうです。
で、酒を飲んで帰宅した際に
借りたビデオを思い出して
ビデオ・デッキに入れ、Aはベッドの上から
再生して見ていたんだそうです・・・。
その翌日ぐらいに、僕はヤボ用で
Aの自宅に遊びに行きました。
A「hiko、この間借りたビデオ・・・
最後まで見た?」
hiko「ちゃんと最後まで見たよ」
A「いや、映画じゃなくて・・・
映画の後なんだけど・・・」
Aが語ったこととは、
その日、Aはベッドの上から映画を
見ていたのですが、酔っていたこともあり
テレビをつけっ放しで、寝てしまったそうです。
(@ ̄ρ ̄@)zzzz
しばらくして、
何やら艶っぽい声が聞こえてきたそうです。
Aがふっと目を覚ますと
何とテレビで、いわゆるアダルト・ビ○オが
流れていたんだそうです!
しかも!
馬鹿デカい音声で!!
バチッと目が覚めたAはすぐにテレビの
スイッチを切ったそうです。
そのとき、
Aの部屋の横にあるトイレのドアが
バタン!
と閉まったんだそうです。Aは、
「き、聞かれたっ!」
冷や汗モノの大ショックだったそうです。
どうやら録画したKはアダルト・ビ○オを
ダビングしたテープに、テレビを上書き録画して
放送終了と同時にストップさせたので、
テープの余り部分に艶っぽいシーンが
まんま残っていたのが真相だったのです。
そしてまた、その部分は前に録画されていた映画部分より
ナゼか大きな音声で収録されていたのです。
hiko「で、トイレに入ってた人って誰だったの?」
A「俺も気になってたんだけど、
ドアをあけて誰だ!が言えなくてサ。
明日になれば何となく分かるかなって思っていたら
翌日、お袋の様子が明らかにおかしかったよ・・・」
(T▽T;) (心で泣くAくん)
『ビデオに録画されていたもの』 終わり