会社で、朝礼当番になると困る人っていませんか?
僕はそういう時になると、1週間ぐらい前から
インターネットでネタ!ネタ!と探しまくりです。(笑)
凄くいい話があってテレビ局に「今日の番組の内容を
もう一度教えてください」とメール送ったことも
あります。(その返信メールは今でも残しています)
その話とは違うけど、ちょっといい話があるので
今日は、このブログでは超珍しい”いい話”を。
ご存じ、島田洋七の昔話です。
運動会での楽しみは家族で食べるお弁当だよね
でも島田さんは、いつも一人だった
お弁当も、ただの梅ぼし弁当
ある時、教室で食べようとしてたら担任の先生が入ってきた
「オイ、先生ちょっとお腹がイタイから、オマエの弁当と換えてくれ
ないか」
先生の弁当は豪華だ
食べたこともないウインナ-も入っている
遠慮せずに思いっきり食べた
翌年の運動会
教室で一人で食べようとしてたら、ガラガラーと教室のドアが開い
た
担任の先生だ
「オイ、先生ちょっとお腹がイタイから、オマエの弁当と換えてくれ
ないか」
またまた、遠慮せずに思いっきり食べた
ある年から担任の先生が代わった
女の先生になった
「あーあ、今年はもうこないだろうな・・・」
教室で食べようとしてた
ガラガラー、ドアが開いた
今度は新しいその女の先生が入ってきた
「先生ちょっとお腹がイタイから、弁当換えてくれる?」
島田さんは不思議だったんだね
大好きなおばあちゃんに言った
「なあ、おばあちゃん、うちの学校は不思議なことがあるんや・・・
運動会に限って先生のお腹が痛くなる・・・」
そこではじめて先生の優しさを知った
なんかいい話だね
この話を聞いて、次の年はどうしたんだろうと思った
たぶん先生のお腹は痛くなるに違いない
同じように気づかない振りして先生のお弁当を食べて欲しいと思
った
「気づかれない優しさ」が本当の優しさならば、
気づかないフリすることも優しさなんだよね