またぎの里を後にしてずんずん進むと道が狭くなり
またクネクネとした道がちょっと秘境っぽい。
車がすれ違うのが困難なところもあったと記憶してるけど
今はどうなっているんでしょうか?
ひたすら進む、進む!
そして最終地点が
山と木々に囲まれた広い駐車場・・・。
あれれ、旅館とか無いじゃん。
駐車場の先はバリケードで塞いだ山道だし。
ちょー!おキツネ様かタヌキにでもばかにされた感じ。
宿に電話したら「ただ今お迎えにまいります」
「ここで待ってていいんでしょうか?」
「はい」
うそ~、どこから迎えに来るの?
今来た道を振り返るとお尻の方向にバリケード山道・・・
家族も不安になってきた夕方。
・・・・・・
遠くから何か音が聞こえてきます。
徐々に大きなるその音を分かりやすく説明すると
映画「ミスト」の最後のほうを思い浮かべてください。
オウケェ~イ!イメージできましたね。
その音はバリケードの向こうから聞こえてきて
どんどん大きくなり不安が募ります。
ゴゴゴゴゴ、、、
なんと木々で屋根をつくったような
バリケードの向こうの暗い山道から
古いバスがブルンブルンやってきた!
うおおお、
なんか「となりのトトロ」の猫バスがやってきたみたいだ!
バスの運転手が自分でバリケードをどけて
「お待たせしました」
バスに乗り込みまた山道へUターン。
バスがどんどん山を登っていく・・・
そして、ついた所に立派な旅館がありました。
あれは不思議な感覚でしたよ~。
旅館の風呂は、本当に素晴らしかったです。
辿りつくまでが大変だけど、秘湯というか
風呂好きなら行ってみていいと思います。
宿の人が「うちで自慢できるのは風呂だけですから」
なんて言っていたのは内緒ですよ。