3月11日の東日本大震災と津波によって、事故をほとんど想定していなかった原発の事故が起きてしまいました。 地震には原発はよく耐えたし、自動停止もしたと言われてきましたが、福島第一原発も、青森の女川原発も、茨城の東海原発も全て人間が緊急停止させたのです。福島第一原発は外部電源喪失で、使用済み燃料プールの水温が上がったこと、核燃料格納容器に冷却水が回らずメルトダウンし、核燃料は容器を溶かしメルトスルーしたと思われます。 また東海原発もあわやという寸前だったことがわかっています。 改めて人類に核燃料は制御できないと言っておきたい。 プルトニウムを燃やして蒸気タービンを回して発電する装置は、コストが安いと言われてきたが、そこには原発の建設費も、放射性廃棄物の処理費も、万一の事故対応費も含まれていなかった。
日本は変化することを嫌うかのように、脱原発から原発再稼働へ圧力が強まっている。 日本は電力会社の地域独占を止めさせ、発送電分離を実現し、再生可能エネルギー発電の全量買い取りではなく、自発自送ができるようにすべきだ。 この地球上から戦争の根絶と、核兵器の廃絶、核エネルギー幻想からの脱却を図るべきだ!