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生黒鮪(本鮪)祭りを4月29日から開催する計画を立て、奄美大島の鮪漁師から鮪を買い付けたまでは良かったが、届いた鮪がなんと60キロを超えていた。注文したのは30キロ台のものだったから、若社長、さあどうするかと店長と相談して、つけた値段が中とろ1カン100円、赤身と大トロは200円というありえない価格をつけた。初日の29日開店11時半前にはどこから聞きつけてきたのか20人以上がお店の前に並んだという。仕込みは当日の夜中午前2時まで及んだという。

 一人で10カン以上も注文する人もいて、マグロ丼よりも握りに人気が集まった。中トロが飛ぶように出たという。本マグロは、赤身のほうがおいしいのになあ。だから、ルールを作った。一人2カンまで。2日間で完売し、市場から新たに30キロ台のものを仕入れた。東京スポーツにも載ったし、テレビ朝日とTBSもグルメ番組の回転寿司特集で回転寿司からカウンター寿司に変身したことで取材に来たが、テレビ朝日がスーパーモーニングで先に放送したので、放送は中止になったそうだ。祝日などは朝開店から夜閉店まで通し営業なのだが、このときばかりは通常日と同じように中休みを入れて、夕方から再び営業したという。テレビで放送されたこともあって、4日で完売ということで祭りは終わって、5日は通常の営業となった。

 写真は本マグロの赤み2カン