大阪高裁、広島高裁に続いて東京高裁も昨年の衆議院選挙は一票の差が違憲状態にあると判決を下したが、選挙そのものが無効ということは退けた。
 確かに選挙区における当選人数は国会の裁量範囲なのかもしれないが、高知の一票の重みと東京や神奈川のそれとでは、格差がありすぎると判断したのだ。