圧倒的多数を得た民主党が参議院対策として社民党や国民新党と連立政権を組んだ。これまでのところ仕分け作業の多分にパフォーマンスに国民の目も新鮮さ、斬新さが受けていたが、結局4ヶ月過ぎて何一つ重要なことが決まらないことに国民の心が離れたばかりか、不正献金疑惑を党首、幹事長ともに持たれたことに国民の信頼度が揺れた。
 そんな中、鳩山首相は、抑制力を考えると普天間基地の国外移転はないといってみたり、地域主権を考えると『改憲』論議は必要だとぽろっといっていました。ではなぜ三党合意に則って、普天間基地移転を再検証するなどといったのでしょうか。米国にも辺野古合意でゴーサインを出すべきだと、海兵隊のグアム移転は普天間基地の辺野古移転がきまらないと予算は凍結するとまで、恫喝されたにも拘わらずになぜ先延ばししたのかがわかりません。

社民党が閣外に出れば米国との軋轢は解消するとでも思っての、社民党をはじき出すための発言だったのでしょうか。