東京タワーが紫に DV 女性に対する暴力をなくそう、

「女性に対する暴力をなくす運動」最終日の２５日夜、東京タワー（港区）が、運動のシンボルカラーの紫色にライトアップされた。

　紫のリボンを身につけ、女性への暴力根絶を訴える米国発祥の運動にちなんだもの。内閣府が今年から、国内でも広めようと取り組んできた。

　タワーが紫色に染まるのは初めてのことと報道したところもあったが、今年の１月に一度紫色になっている。ピンク色には、乳がんの早期発見、がん撲滅運動に連動してピンク色になった。今回は、ピンクと青のライトを交互に配置し、紫に見えるようにした。点灯式では、男女共同参画担当の福島消費者相が「今夜のタワーを見て運動に関心を持って」と呼びかけた。
　警察は民事不介入で男女の仲、とりわけ夫婦間の夫の妻に対する暴力に介入することはほとんどなかった。しかし、ストーカー規正法や、DV防止法などもでき、積極的に介入するようにはなってきたが、まだまだ、男女の中で片付けられてしまうことが多かった。