昨日、今上天皇が即位の儀を行ってから、20年が経ったことをお祝いして政府主催の式典と、皇居前広場に特設会場をしつれた祝典が開催された。
 即位のときのお言葉も、そして昨日も『戦争の記憶』を記憶に留めて忘れてはならないことを強調していたのが印象に残った。
 もう平成生まれの人は、20歳で成人した人がいるということだ。鳩山首相の祝辞には引っかかるものがあったが、素直に喜んでおこう。
 天皇制の維持については、皇位継承も含めて国民の総意に任せるものだと、国会の審議に任せるとも言われていた天皇のお言葉、私たちは国民主権を謳う日本国憲法の第一章に天皇条項を持っている。国民として門地という差別の頂点に立つ天皇とどう向き合っていくのか、考えさせられた1日だった。