ペタしてね 1946年11月3日、この日は明治節で、明治天皇の誕生日だった。この日に合わせたのか、日本国憲法は、公布された。日本国憲法は第一章に天皇条項を持ち、第2章にこの憲法の柱である第9条戦争放棄条項がある。翌年の5月3日に発布されている。

 日本国憲法第9条を取り巻く環境は、生まれてから3年後の1950年の朝鮮戦争によって第1次危機を迎える。戦争を心内という憲法を手にしたのに、厚木基地や、横田基地、そして沖縄の嘉手納から連日のように爆撃機が朝鮮半島に飛んでいった。

 勃興しつつあった中国、そしてソビエトから支援された北朝鮮軍と、米国を中心とした国連軍と韓国軍の連合軍との戦いは、一時は北朝鮮軍が圧倒的に優勢で、あと少しでというところでなぜか、北朝鮮が3日間攻撃を中止してしまった。これが国連軍、韓国軍にとって戦線を立て直すきっかけとなり、反転攻勢にでて、逆に北が韓国軍によって敗北するかというところまで追い込まれたが、中共軍が投入されたことによって、再び押し戻され、38度線付近でこう着状態となって、ソビエトの停戦提案によって停戦会談が開かれたが、なかなかまとまらず、最後に板門店で停戦協定が結ばれた。この間マッカーサーは、司令官の任を解かれていたが、一部に原爆を使うことを進言したことによって解任されたといわれてきたが、実は日本の民主化に気をとられ、北朝鮮の動向をあまり内偵していなかったことで、朝鮮戦争を米国にとって有利に進められなかったことと、日本に憲法第9条を残してしまったことで解任されたのだった。

 日本国憲法第9条の原点に鳩山政権は、戻るべきだ!改憲改悪は絶対に許さない戦いが始まっている。
 日米安保条約の掃き、日本に戦争のための基地も軍隊も要らない!