鳩山政権は、米国とアフガニスタンの双方に、和平会談を日本でやりましょうと呼びかけている。
911から始まったテロとの戦争、アフガニスタンの石油パイプラインルートやイラクの石油利権をめぐって、米国は我に利有と侵略戦争を始める口実にした。
しかしその実態は、内政干渉に他ならず、ソビエトがアフガニスタンに侵攻したとき以上に米国は新型爆弾を投入し、殺戮の限りを尽くした。
日本は和平交渉のイニシアティブを取ろうと、会談の場所に日本を指定した。
テロの定義もあいまいなまま、アフガニスタンインド洋における給油問題、イラク戦争自衛隊参戦の総括、それすら満足にできていないのが現状なのに。
911の意味、そしてアフガニスタン戦争、イラク戦争の日本にとっての意味を改めて問い直すべきだ。