プロパガンダ | ミュウタントのブログ

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プロパガンダ

ナチスドイツの宣伝相ゲッベルスは19世紀は新聞の時代。20世紀はラジオの時代だと宣言し、ナチスドイツの敵国に向かってプロパガンダ放送を開始した。
その放送は日本も真似をした。戦争中に日本放送協会は軍属として米英軍に対してラジオ東京という短波放送を使ってプロパガンダ放送を流した。
米軍兵士の中では女性アナウンサーの声だけしか聞こえないから誰だかわからない彼女に東京ローズと名付けていた。米軍は特に聞くことを禁止するという措置は取らなかった。
米国も同じ短波放送を使って日本にプロパガンダ放送を流したが、軍命令によって短波放送受信機は禁止されていたので、一般大衆には米国の放送は届かなかった。しかし1944年サイパン島を陥落させると米軍は放送を中波に変えて放送を開始した。戦争の実態を知らせる、米軍と日本軍の力の差を徹底的に放送する手段を取った。日本がこれに対抗したのは太平洋側にジャミングを発信する放送網を30ヶ所設置し、放送の受信を妨げることだった。
謀略放送を聞けなくすることをNHKの技術スタッフは日夜奮闘したのだった。
   民放テレビ局、ラジオ局は戦争を煽った歴史を持っていません。新聞とNHKのラジオ放送局だけが、戦争を煽った歴史を持っています。このことは忘れてはならないと思います。何も言えない、何も見ないふりをする、何も見えないふりをする、あの時の日本人は皆、おかしいと思っことを口に出すと非国民と言われ、村八分にされるか、憲兵隊に通報されて捕まっていた。釈放されても、召集令状所謂赤紙が送られてきて軍隊に入隊させられて、戦場に送られた。
   大正デモクラシーの中で育ったモガやモボ達は関東大震災を経て、戦争への足音が高くなるのを見逃していた。声を上げなくてはいけないと思ったときには手遅れだった。
   政権批判すると非国民という今の世相に似てるような気がする。学術会議の推薦者6名任命拒否を絶対に許してはならない。そして学術会議の成り立ちを知らない輩たちが学術会議を民間にとか、税金の無駄遣いだなどと連呼したりしている。許せない。それも自民党から学術会議を貶めるような嘘のニュースを流す奴らがいる。
菅首相は、速やかに6名の任命手続きを始めるべきだ!


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