今スイスのジュネーブで2015年核拡散防止条約再検討会議に向けた第2回準備会が行われている。そこで、南アフリカが提案した共同宣言に「いかなる状況下であっても」核兵器は使わないという文言にこだわり、その削除を広島選出の外務大臣の指示で求めてきたという。安全保障政策に合わないという理由だそうだ。ということは、北朝鮮は核開発には文句は言うけれど、原爆を落とした米国には核廃絶を訴えないということなのか。あのオバマでさえ、核兵器廃絶への一歩を踏み出そうと訴えて、何も具体的にやってはいなかったのにノーベル平和賞を授与されたのにだ。
スイスが宣言に署名して欲しいと日本の代表団に働きかけているそうだ。もう誰も広島長崎へ落とされた原爆のことなんか気にしていないのか、安倍政権は。いや自民党も。
日本政府はすみやかに被爆国として核廃絶に向けた宣言に署名すべきだ!