武田鉄矢さん、私の反原発は後出しジャンケンではありませんよ | ミュウタントのブログ

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  「子どもたちに負の遺産を残す原発開発、プルサーマル計画に反対します。どんなに日本の技術が優れていようと、自然の驚異はそれを凌駕する虞、予想外の被害、メルトダウン事故につながる恐れがあるからです。
地震の巣に原発を建設しておいて(浜岡原発)、安全技術で護っているからというのは、詭弁です。
 放射能は、目に見えません。だからこそ細心の注意が必要なのに、国民保護法に則った福井原発の避難訓練には、あきれて物が言えませんでした。そして死者が出た東海村の事故。何事もなかった、下請けに安全指導もなしに危険な仕事をさせているのが現状です。
 また、放射能被曝による多発性骨髄肉腫と診断され労災認定を受けて、東京電力に損害賠償請求訴訟を起こした原告死亡後、裁判所は、その訴えを因果関係はないとして、医師の診断書も、労基署の決定をも否定した判決が出ています。そこまでして、守ろうとする原発開発とはなんなのでしょうか。
 原子力の平和利用のスローガンは、そろそろ下ろしたほうがいいと思います。」

 武田鉄也さんは文化放送『吉田照美の『そこ大事なとこ』のなかの今朝の三枚卸の中で原発事故を取り上げて前からだから危ないと言っていたんだという声がありますが、後出しジャンケンみたいなことはやめましょうよと放送で言っていた。これに対する反論です。
 2008年5月にTBSのサンデーモーニング宛に以上のようなメールを送っていました。今まさに福島第一原発の事故によって人類が今までに経験した広島長崎の原爆被爆、ビキニ環礁での水爆実験被爆、スリーマイル島原発事故における被曝、チェルノブイリ原発事故の被曝、東海村核燃料臨界事故における被曝という事件以上に、日本人は、長期にわたる放射性物質から放射される放射線にさらされています。最もチェルノブイリにおいては今も続いていると見ていいと思いますが。 
 そうした中においてさえ、福島第一原発事故は広島やチェルノブイリの原発事故にはなっていないという論文を書いている人がいます。また初期には被曝したからといってとか被曝汚染された食品を食べたからといって直ちに健康に害を及ぼすことはないとか、あろうことかプルトニウムは飲んでも大丈夫だという学者がいたりしました。またプルトニウムという物質は非常に重いので、風に飛ばされるようなことはないと言い切っていた学者もいました。マスコミも政府情報や東電、御用学者たちの意見を検証もなしに、垂れ流していました。
 福島の子供たちに対して甲状腺を含めた健康診断が始まりました。被曝させないために退避させるのではなく、被曝させて低線量被曝の長期化の影響を見るモルモットにされているような気がしてなりません。除染も始まっていますが、水で洗い流せばその先が高濃度汚染ということになります。表土をはがしても持って行き場所がありません。低線量被曝の長期化が人類にどのような影響を及ぼすか実はまだよくわかっていないのが現状です。これ以上の放射能被害を増やさないためにも原発建設の中止稼動中のものは止める。検査に入っているものの再稼動は認めない。核燃料の厳重な監視と保管をやらなければならないと思います。
 武田鉄矢さん、2008年5月の送信メールの文章を見て後だしジャンけんじゃないということがわかってもらえますか。