統帥権干犯みたいな騒ぎになった中国副主席と天皇の会談 | ミュウタントのブログ

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 裏で小沢幹事長が動いて強力に依頼した、こう報道したのは産経や読売でした。全国紙も右へ倣えか。
 習近平中国国家副主席と天皇の会談は、内閣の主導の下宮内庁の設けた1ヶ月前ルールが破られ強引にセットされたものだ、これは天皇を政治利用したものだと宮内庁長官の発言から始まった。
 東アジア共同体構想の最大の相手である中国に対して、最大限の扱いが天皇陛下との会談のセットだったのではないだろうか。

 天皇のお気持ち、そうなのだAkihitoその人の気持ちは置き去りにされて、あれは天皇を政治利用されたものだが一人歩きした。
 国民は、もっと冷静にそのもたらした効果を考えるべきだと思う。この事態で思い出されたのは、戦前・戦中の「天皇の政治利用」と本質的に変わっていないものなのではないかと。天皇陛下がそのことについてどう思っているか全くわからないまま、ただ外野が「統帥権干犯」と騒いで政治利用したのと、問題の根っこは変わらないのではないだろうか。
 国民統合の象徴天皇と国民がどう向きあっていくのか、そんなことを再び考えさせられた。