「子どもの権利条約」20年 広がる“子供たちの格差”
児童権利宣言から50年目にも当たる今年、宣言から30年後に採択された児童権利条約から、今月は20年目を迎えました。
すべての子どもの人権を守ろうという国連児童権利宣言から50年、国際条約「子どもの権利条約」(児童権利条約)が採択されてから今月で20年を迎える。ユニセフ・国連児童基金は報告書を発表し、この20年で世界の子どもたちの健康や教育をめぐる状況は向上したものの、多くの国で、都市と農村、多数派民族と少数派民族の間の格差が広がっていて、医療や教育を受ける機会を失う子どもも増えていると警告している。教育施設の整備は進んだものの、貧しさから中学校をやめてしまう子どもが後を絶たないメキシコの先住民の村。金融危機の影響で失業した移民の子どもたちが路上生活を余儀なくされているフランス。子どもたちを取り巻く厳しい現状をリポートし、子どもたちの人権を守っていくための課題を考える。
NHKの取材映像とゲストのアグネスの報告が、始まりました。
アグネスチャンの報告を、ぜひ見てください。