三遊亭円楽さんが、肺がんで亡くなっていた。若手落語家として人気を博し落語四天王といわれたことも。師匠が落語協会から脱会したことで、一緒に退会した。しかし寄席から一門が干されたことから、寄席を自ら作ったが借金を抱えて閉鎖してしまった。それでも借金返済までがむしゃらにテレビや落語をこなしていた。
創作落語から古典まで、聞き手の心をつかんで笑いに誘っていた。若手の古今亭志ん朝さんが亡くなって、春風亭小朝さんぐらいしか思い浮かばないが、円楽さん門下も力をつけてきた時期だけに亡くなるのが早すぎた。
せめて楽太郎さんが円楽襲名する来年まで生きていて上げてほしかったなあ。 合掌