白旗の少女 | ミュウタントのブログ

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  テレビ東京で特別番組『白旗の少女・・・お父、ニイニ、命の尊さ忘れないよ』が放送された。ナレーションは、少女が大人になった役を演じた黒木瞳さんだった。黒木さんは、TBSの『さとうきび畑の唄』に続く沖縄戦ドラマへの出演だった。少女が見た、体験した沖縄戦が描かれていた。
「白旗の少女」の少女は、米軍従軍カメラマンが撮った映像が残っている。そのカットも放映された。2時間では描き切れないと思った。


9月27日に沖縄戦の記述が書き換えられた教科書検定に対して、再び『軍命』の記述復活を求める県民集会が開かれた。 集団自決=集団強制死には、そんなものはなかったとする意見もあり、大江健三郎さんや岩波書店が、マルレの元隊長やその遺族によって名誉毀損裁判が起こされたが、一審、二審共に被告側(大江氏、岩波書店)が勝訴している。いま原告らが上告し、最高裁にその舞台は、移っている。
 日本史教科書は自虐史観で埋まっている、そんな運動の姿がはっきりしたのは、1999年の秋だった。新しい歴史教科書をつくる会が、「国民の歴史」という分厚い本を出したところから始まった。国民の歴史といいながら、「国民」が見えない、しかも歴史は科学ではないと言い切った本だった。なぜかわたしも、無料で配られたその本を持っている。書店には、平台に堆く積まれていたのを覚えている。
 歴史教育者協議会の会員であった藤岡信勝さんが、その先頭に立っていたのだからあきれてしまった。