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AP通信が遺族との約束を破って、アフガニスタン戦争で死んだ上等兵の姿を配信したことで火がついた。
遺族には遠景の葬儀の写真ということになっていたが、負傷時と死亡時の写真が配信された。噛み付いたのは、ニューヨークタイムス。遺族の心情を考慮していないというのだ。
戦争報道は、どうあるべきか。ベトナム戦争の反戦気運が高まったのは一枚の報道写真だった。そして従軍記者たちが送ってきた映像は、勝利を信じていた米国人を驚愕させた。ベトコンに襲われ、総崩れになる米軍。米軍のヘリ同士が追突し、下で待つ部隊に突っ込んでいく映像、味方の撃った迫撃弾が、前方にいる部隊に当たり、飛散する兵士の肉片。
撤退時のヘリや戦闘機が空母に着艦後、どんどん海中に落とされていった映像。
戦争報道に懲りた米国は、その後の湾岸戦争、ユーゴ、アフガニスタン、イラク戦争と報道管制を敷いて、湾岸戦争のときは、油まみれになった渡り鳥の映像まででっち上げていた。そして、夜間の高射砲、ミサイル群の花火のような映像、その下で何が起こっていたのか、独立のジャーナリスト達が入っていかなければ分からなかった。
自分とは関係ない、アフガニスタン?どこそれ、遠い国で起こされた戦争。日本の税金も投入されているのだ。
イラク、アフガニスタン侵略戦争に反対する、イスラエルの民族迫害に反対する。