わたるさんの記事

の様な内容になってしまいますが、今日は10月10日と言う事で、流石に本ブログにてチラッと話題に出している例のゲームをちゃんと紹介しておこうと思います。

 

 

Fractured Minds

対応プラットフォーム:PlayStation 4、Xbox One、PC、iOS、Android、Nintendo Switch

Steamユーザー好評率:79% (やや好評)

価格:225円 (Nintendo Switch版)

初リリース日:2017年11月14日

 

 

2017年当時17歳のEmily Mitchell氏が個人制作されたアドベンチャーゲームです。

何故これを今日紹介しているのかと言うと、10月10日はWorld Mental Health Day(世界メンタルヘルスデー)だからです。

このゲームは精神疾患への認知と理解の促進を目的として制作されたゲームであり、British Academy of Film and Television Arts(イギリスアカデミー賞)のヤングゲームデザイナー賞を受賞した作品です。

 

然し、このゲームをプレイして、精神疾患の事をほんの少しでも理解出来るかどうかは、プレイヤーの読解力次第なところがあります。

何せ殆ど台詞が無い上、病んだ心理状態を表現しているゲームの演出は全体的に抽象的だからです。

また、このゲームは、皆さんが普段プレイされているエンターテインメント作品とは毛色が違います。

周回要素もやり込み要素も全く無く、プレイ時間も非常に短いからです。

 

ですがこのゲームは、ストーリーを考察する事に抵抗の無い人にとって、とても印象深い物語を描いています。

また、精神疾患を抱えた経験のある人や、今現在苦しんでいる人にとっては、共感出来る部分もあるでしょう。

実際、自死未遂の経験のある俺にとっては、Emily氏の気持ちが解る気がしますし、共感出来るポイントもありました。

 

このゲームを未だプレイした事が無く、興味の湧いた方は、是非この機会にプレイしてみて下さい。

深く心に残る作品のひとつです。