
アカムトルムの防具を無事作成出来たので、二つ名やG級のクエストをちょこっとやりました。

ストライカー太刀ソロでやっていても、それ程キツい感覚は無いですね。
しっかりと武器・防具・オトモを強化していれば、ソロでも充分クエストをこなせるバランスです。
然しながら、モンハン初心者にはオススメ出来ませんし、ワールドアイスボーンやライズサンブレイクから始めたハンターさんにも余りオススメ出来ません。(シリーズ歴代のモンスターに対する興味が非常に強いならプレイしても良いとは思いますが)
何故オススメ出来ないのか?
今回はXXの簡易レビューを書くので、その内容を参考にして頂けたらと思います。
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「MONSTER HUNTER XX Nintendo Switch Ver.」簡易レビュー
☆良い点☆
①:圧倒的なモンスター数
②:シリーズ歴代の村やキャラクター、フィールドが登場する、古参プレイヤー向けのファンサービス
③:オトモアイルーで一狩り行ける【ニャンター】
④:鉄蟲糸技の前身にあたる、爽快な狩猟体験を味わえる【狩技】
⑤:狩りの個性を引き出す【狩猟スタイル】
⑥:ミニゲーム感覚で楽しめる【モンニャン隊】
★悪い点★
①:亜種不在の分、獰猛化や二つ名持ちによって埋められている、相変わらずのマイナーチェンジ水増し枠
②:一部の狩猟スタイル前提で、少ない隙とハメ思考で動いて来る、狩りの個性を否定するモンスターの調整
③:ニャンターでのプレイを強要して来る【ニャンタークエスト】
④:初心者お断りなキークエストの難易度曲線
⑤:プレイヤー側が基本的に不利にしかならない、フィールドの段差と傾斜の要素
⑥:下位と上位以降で何故か急に変わる、初期スタート位置と支給品の仕様
⑦:食事スキルの無駄なランダム性
⑧:お世辞にも良いとは言えない、店売りアイテムの品揃え
⑨:武器や防具の強化に何故か要求される獰猛化素材
⑩:有用な護石が極めて出難いマカ錬金
⑪:異様に簡素なモンスターの登場ムービー
⑫:存在意義の無い防具の着彩変更機能
⑬:マルチプレイにおいて、クエスト受注者しかクリア扱いにならない一部クエスト群
⑭:説明不足
✮総評✮
【質より量】と言う表現が似合う作品。
歴代の主要なモンスターや村、登場人物、フィールド、多彩な狩猟スタイルや狩技、獰猛化モンスターや二つ名持ちモンスター、そしてニャンターと言った要素まで実装しており、その物量は圧倒的だが、狩猟スタイルのパワーバランスは悪く、多くのモンスターは強い狩猟スタイルを使用する事前提の調整がなされており、ついでに歴代の村にアクセス出来るがストーリー上大した意味が無く本当におまけのファンサービス程度のものでしか無いのに何故かアクセスしなければいけない要素が申し訳程度に存在していたりと、質の部分がお粗末である。
下位と上位以降のクエストの謎の仕様の違いや、水増しモンスター、不充分なゲーム内説明等、旧モンハンの悪い部分はそのままだが、モンスターの生態ムービーと言うシリーズの魅力を劣化させているのは極めて不可解だと言わざるを得ない。
シリーズ初心者向けの要素として、ニャンターが実装されているが、育成の難解さや基本的な火力の低さ、サポートゲージ管理の難しさ等、初心者には勧められない部分ばかりが目立つのは調整のセンスの無さを感じる。
総じて、この作品ならではの光る部分はあるものの、その光る部分をまるで活かせていないチグハグなゲームと言う印象が強く、全体的な難易度の高さと回りくどさも相まって、他人にオススメ出来るゲームでは無い。
アクションゲームとしてのレベルが高いとは言えず、ファンディスクの域を出ない。
レビュースコア(10点満点):6.5点
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