どうも!
様々なゲームジャンルの中で最もやり込んでいるジャンルが格闘ゲームな夜幻です。
今回は、バンダイナムコエンターテインメントが制作している3D対戦型格闘ゲームシリーズ「鉄拳」のプロ選手として活躍されていた、たぬかな氏について、個人的に思う事を書きます。
たぬかな氏は、自身の動画配信の中で、過激な差別発言をして炎上し、スポンサーや所属チームから契約を解約されてしまいました。
まあその差別発言の内容は、「身長170cm無い男性に人権は無い」と言う主旨の発言が大きく取り上げられていますが、その動画内では同時に、「バストサイズAカップの女性にも人権は無い」と言う主旨の発言もされており、ネット上ではどちらも等しく問題視されています。
今回この炎上騒ぎが大きくなったのは、勿論それらの差別発言が大きな要因だとは思いますが、それ以前からたぬかな氏は、鬱に苦しんでいる人々や、黒人、LGBTの人々等への差別的発言をされていたので、そう言った積み重ねが余計に騒ぎを大きくしたのかなと思います。
でまあ、個人的にたぬかな氏に対して思っている事は凄くシンプルな事なんですよね。
「どこでそれらの言葉を発していたと考えていたんですか?」
時々、思い違いをしている人を見掛けるんです。
「ネットは匿名だから好き勝手発言出来る」とか、「細々とやっている個人のブログに文句を付けて来る人はどうかしてる」とか、「自分の動画チャンネルだから自分の好き勝手な内容で動画を出しても良い」とか。
ブログサイトも、動画サイトも、そもそもインターネット自体、私物では無く公共物です。
全く個人の好き勝手に、やりたい放題やって良い訳が無く、公共マナーを守る事前提で利用しなければなりません。
公に開かれたものであるから、不特定多数の人の目に付くと言う事をきちんと認識して利用する義務があります。
たぬかな氏は、今回の騒動について二度、謝罪をしておりますが、一度目の謝罪では、「いつもの配信の身内ノリで発言していた」と言う主旨の事を仰っていました。
ですが、動画配信は、いつ誰が見に来るか解らないものです。
動画配信者としてまず念頭に置いておくべき事です。
そして当然、スポンサードを受けてお金を貰って活動されていた方ならば尚更、御自身の立場を理解しておくべきだったでしょう。
今回のたぬかな氏の件は、いち格闘ゲーマーとしては本当に残念で仕方ありません。
だって、格闘ゲーム人口もっと増えて欲しいんですよ。
格闘ゲーム界隈がより盛り上がって欲しいんですよ。
こっちとしては。
格闘ゲームコミュニティー自体、あまり良いイメージを持たれないので、そのコミュニティーの代表とも言えるプロにはしっかりして欲しいなと思う訳です。
少なくとも、公共マナーは勉強して頂きたい。
本題はここまで。
ここから先は余談ですが…
たぬかな氏は本心からあの様な差別的発言をされていたのだろうか?
仮にそうだとしたら、個人的には全く共感出来ない。
俺は幼稚園から中学時代まで、いじめられていました。
意味も無く差別され、テストの答案用紙を破かれたり、上靴に画鋲を仕込まれたり、石を投げ付けられたり、ランドセルに付けていたキーホルダーを盗まれたり、道端に放置されていた犬のフンを掴まされたり、ウイルス呼ばわりされたり、首を絞められたりしながら義務教育期間を過ごしました。
でも俺は泣きませんでした。
何故なら、父親から「男が簡単に人前で泣くものでは無い」と教わっていたからです。
これは典型的なジェンダーハラスメントですが、俺は疑問に思いながらも父親の言う事を聞いていました。
それ以外にも理不尽な出来事が色々あって、一時期は涙が全く出なくなっていました。
泣きたい気分の時すら涙が出ないと言う状態は、精神的に危ない状態だそうです。
同時期に一度自殺未遂まで及んでいます。
こう言う育ちである為、俺は人権侵害や差別が嫌いです。
現代は社会的にも段々そう言った事が認められなくなって来ていて、徐々に快適な環境になって行ってるのかな?と言った感じですが…
たぬかな氏は以前、女性蔑視や差別・侮辱を無くして行く活動をしたいとも仰っていたので、差別的発言が本心からのものではあって欲しくないな、と思うところです。
と言う訳で、今回のブログは以上です。