(ネタバレ注意)結局、路実は実父の家(笑美子の家)を出てひとり暮らしを始める。

笑美子は恋愛を主に先方の経済的事情から親に反対されるが突き進み、笑美子も家を出て行き、彼のアパートで住むようになる(確かアパートだったと思う)。

路実も苦労して恋愛が成就するのだが、そこは書きません。

書き忘れたが、路実の母・マキはデザイナーで、自分の二回目の花嫁衣装も作っていた。

笑美子と彼には子供ができ、お腹が目立たないうちに小さいながらも結婚式をあげることになる。

路実は、「ドレスは着たいでしょ?」と母親マキのデザインのウェディングドレスをプレゼントする。そして、笑美子の実家に足を運び、笑美子の両親に、式に来てあげて欲しい、笑美子は妊娠していると告げる。両親は驚くが、それならと式に行くことにする。そして、式なのだが、マキ作のドレスがまた残念なデザインなのだ。ドレスと結婚式は女子向け漫画の見せ場だというのに。笑美子の父親はドレス姿の娘を見て感嘆、だったと思う。私はここで、笑美子ママが、マキのデザインのドレスを着た娘を見て感動して、マキへの嫉妬が消えて、路実へのわだかまりがなくなる場面を作者に描いて欲しかったのだ、効果的に。そこが残念だったのだ。