『コンビニ人間』を読んでいる。

初めて読むのではなく、何度めかである。

賞を受賞した本の割に読みやすく、わかりやすい。

(ネタバレ注意。まだお読みでない方は、ここから読まないで下さい)。

主人公の女性は職場で白羽さんという風変わりな男性と出会う。

読んでいると、この人、どういう考えなのかと思った。白羽さんの弟の妻、つまり義妹が言うには、お金に汚くて、働く気がない、社会不適合者だというのだ。ちょっと言い過ぎだと思うが、まあ、ほぼ当たってるだろう。なのに、自分はえらいとでも思っている男性なのだ。

あまりにも、ろくでもない男性なので我慢出来ず、こうして書いているが、主人公は、よくこんな気持ち悪い男と一緒に暮らせるものだと思う(注・暮らしているだけで、恋愛関係ではない)。

こういう男は、いくらか稼いでいる人間にたかり続けるのだ。

主人公は、大丈夫だろうかと思った。