『フリーター、家を買う』というドラマの再放送を、最初の部分は見られなかったのだと思うが、大部分は見た。最終回だった。
ネタバレせずに感想を書く自信がない。
(ネタバレ注意。結末がわかってしまうとイヤだという方は、読まないで下さい)。
このドラマがあるのは知ってたが、殆ど見ていない。原作も読んでいない。
フリーターが家を買う? 有り得ない。
そう思った。
この感想は、最終話だけ見ているのみなので、そこは差し引いてお読み下さい。
まず、最後のほうで、主人公の父親が、息子の上司に挨拶に行くが、そんなことがあるのかと不思議だった。
主人公は、わりと大きな企業から内定をもらい、バイト先の土木工事会社からも正社員にならないかと持ちかけられていた。そこで父親と意見が対立する。・・・おせっかいで過干渉な父親だと思う。息子も大人。ほうっておけばいいのだ。
結局、主人公は、父親の言う通りにしない。
このように、噛み合わない親子なのに、二世帯住宅とはいえ、同居するというのが妙だった。
主人公の母親は、メンタルを病んでいて、口数が少ない。が、最後に引っ越して、にっこり笑うのだが、この女優さんは、他のドラマで、口うるさいほど喋っていたので、こういう役は似合わないと思ってしまった。
主人公は、好きな女性と離れ離れになるのだが、このあとどうなるのだろうか?
「(行き先の名産品である)みかんを送って」
「送らない。食べに来て」
みたいなやりとりをしてバスは行ってしまう。
この二人は、ダメだなあと思う。
「不倫とかするなよな」
と言ってるが、彼女は不倫をしていたのか。
最後のほうで、父親は主人公に、
「結婚相手を探せ」
と言う。うるさい父親である。
息子にそんなことを普通言うだろうか?
と言いつつ、面白いドラマだった(最終話だけ見ての感想だけど)。