ミヤモト化粧品のことは、人に言うと多分、「あなたは自分からその先輩の家に自分の足で行ってるじゃない」と言われるのだろう。先輩は、同級生の方が言うには「自分の思い通りにならないと気が済まない」だから、言った通りにしないと何をされるかわからないのだ。「□□ちゃんのお母さんを私が説得しても、□□ちゃんは帰ったあとお母さんに・・・」ちょっと覚えていないが、ミヤモトをできるように親を説得するみたいなことを言っていた。あのですね、親がどうこうより、私自身が化粧品の訪問販売をやりたくないってわからないのかと思う。いったい何考えてるのかと思う。先輩のミヤモト化粧品の営業所の末期に確定申告の期間に強引に会えないかと言われた時、待ちあわせの店の外から先輩が座ってるのが見えた。遅刻もすっぽかしもせずに来ている。それは自分の都合最優先だから。いったい何の用事だったのかと思う。私の今後のこと、こういう勉強を働きながらするという話をした。確定申告の話になった。私はすぐ申告するほうだ。先輩はそうでもないみたいで、「確定申告、急がないんですか?」みたいに聞くと「行かないとは言ってないよ」とえらそうに言うのだ。何なの、その返事。そして、電車の中で頼んでもいない商品(使いそうもないもの。まゆずみ?だったか)を渡されて、使い方の説明をされて別れた。いったい何の用事だったのだろう? そして、先輩は欲しいものをくれずにいらないものを渡すのだ。明細もくれない。やってることがめちゃくちゃなのだ。その時のまゆずみなどのいくつもの商品は、あとで浦野さんに渡した。
先輩は服も沢山持ってたが、離婚話が出て、団地を飛び出した時、「一文無しだったんですよ。見えないでしょう?」と浦野さんは言っていた。変だなあ。先輩はその頃、大きな話ばかり言っていた。かすかに覚えているが、部屋をもうひと部屋借りるとか、ご主人もミヤモト化粧品をやればいいと思うとか。ご主人は消防署勤務で手堅い収入があるように見えていたが、家にあまりお金を入れてなかったらしい。
先輩は服も沢山持ってたが、離婚話が出て、団地を飛び出した時、「一文無しだったんですよ。見えないでしょう?」と浦野さんは言っていた。変だなあ。先輩はその頃、大きな話ばかり言っていた。かすかに覚えているが、部屋をもうひと部屋借りるとか、ご主人もミヤモト化粧品をやればいいと思うとか。ご主人は消防署勤務で手堅い収入があるように見えていたが、家にあまりお金を入れてなかったらしい。