今年も紅白歌合戦が近づく。(これから書く歌手の方のことで間違って書いていました。訂正です)。
思い出すのは、美空ひばりさんである。
祖母、もう亡くなったおばあちゃんは、美空ひばりさんの大ファンだった。
美空ひばりさんは、紅白に途中で出られなくなったことを覚えている。
理由は詳しく知らない。弟さんのことでと聞いていた。
それで、紅白の裏番組でひばりさんは歌っていたらしい。
多分、おばあちゃんは、ひばりさんの歌を聴きたい為にテレビを購入したと思う。家のテレビが2台になったのだ。
なんだそんなことと思われるのかもしれないが、今のように録画も出来ず、テレビは一家に1台で、家族みんなで同じ番組を見るという時代だったのだ。
私たちは、紅白歌合戦のほうを見ていたので、裏番組のひばりさんは見ていない。
おばあちゃんにとっては、ひばりさんこそが最高の歌手であって、残りはその他大勢だと思っていたように思う。
ひばりさんは、早過ぎる死を迎えられた。残念なことだと今ならわかる。
ひばりさんの録画を見ていたおばあちゃんの様子はよく覚えている。座ってテレビを見ているのだけど、次第にリラックスしてきて、横になって心地よさそうに聞いていた。
紅白の視聴率低下が問題にされた時があった。原因は美空ひばりさんへの冷遇ではないのか。
国民的スターに対して冷たいなと思う。
今、紅白放送時間に他の局で生放送の歌番組をやるのはご法度なのだと推察する。
紅白が終わった時間、もう遅いというのに、若手向けの歌番組が始まる。
話を戻すと、美空ひばりさんを紅白から排除したため、「裏番組を見る」という傾向が始まったのではないのか。
今紅白に出場する人たちは、美空ひばりさんと比べられるほどの実力があるのだろうか?