買いました。
CDI. 6 Pin. Easy Start. Performance unit.
なぜこれを買ったかというと、選択肢に「ACE」と書いてあったからです。
これであれば取り付けても大丈夫でしょう。
説明を読むと「0~500回転の時は進角10度、500~2000回転の時は進角20度超、2000~3000回転超えの領域は進角18度から38度までで移行」と読めます。
要するに、回転数によって進角を変更する制御を行うということのようです。
この動画が分かりやすいと思います。
進角、点火進角とも言いますが、プラグの点火タイミングのことです。
ピストンの上死点(一番上がっている状態)から、どのぐらい前に点火するかの数値となります。
数字が大きければ大きいほど、点火のタイミングが早くなります。
ピストンの動きは早く、上死点到達と同時に点火しても爆発が広がる前にピストンが下がり始めてしまい力の伝達がうまくいきません。
そのため、点火タイミングをピストン上死点到達前にすることで、ピストンが下がるのと同時に爆発が広がるようにするのが理想です。
その点火タイミングを制御するのがCDIとなります。
多くのノーマルCDIは、ある一定の回転数(4000回転ぐらい)からこの進角が固定になっていることがあります。
上の動画を見るに、ACE125に付いているのは「Chinese 6PIN」だと思います。
(違うかもしれません)
表示からすると、進角が固定25度となっています。
固定であっても、まったく問題はありません。
ただ、高回転になるほど点火タイミングが遅いことになるので、どうしても本来のパワーは出ません。
上で書いたように、ピストンが下がってから爆発が広がっていることになるので、「発進時は普通だけど上の伸びがない」という乗り味になっていると思います。
このあたりがどのように変わるのか、ちょっと楽しみです。
それでは、まずは取り付けにから。
今付いているものを外して付け替えるだけ。
Chinese 6PINへの変換ケーブルが繋げられたまま届くので、本当にポン付けです。
今までやってきたことに比べれば、何もやっていないに等しい作業内容ですね。
ノーマルCDIより大きくなります。
スカチューンで色々外したので、そのままポン付けできるのかは本来の意味では分かっていません。
サイドカバーを付けたので、バッテリーなど元の位置に戻そうかと考えています。
取り付け後のエンジン始動は問題なし。
きちんと適合しているようです。
実走については、カメラのマウントを直してから行いたいと思います。
おそらく梅雨明けです。
(下手すると秋になるかもしれません)