キャブレター買いました。
日本では馴染みのない「NIBBI」。
それもそのはず、日本での直接の販路がない。
日本ではACE125の輸入総代理「イリストレーディング」が取り扱っています。
本来であれば、本体、インシュレーター、バッテリーホルダー、パワーフィルター、アクセルワイヤーのセットなのですが、バッテリーホルダーとパワーフィルターは省略してもらいました。
バッテリーはありませんしファンネルを付けようと思うので、使わないものは単にゴミになりますので。
選んだのは単にキットとして「ポン付けできます」という理由です。
あと、ACE125に適合するインシュレーターが見つからず、探す手間を考えたらこっちのほうが早いと思ったからです。
インシュレーターのみの販売もしてくれると思いますので、今後劣化してヒビ割れた場合に安心できるというのも大きいです。
ポン付けできるからと言ってそのまま付けるのは怖い。
なので軽く分解しました。
日本のものを型取りして、そのまま鋳造したって感じではないですね。
バリや変形とかはありませんでした。
きちんと設計して金型を作っていると思います。
ただ、残念なことに、スロージェット(右側)が詰まってました。
キャブレター用ピンクリーナーツールを使いました。
一番細いものでも通らず、クリーナーを使って貫通させました。
何も考えずにポン付けしていたら、最悪エンジンがかからないところでした。
新品といえど、確認は大切です。
クリーナーを拭き取ったら青緑色になったので、内部でサビていたのでしょうか?
真鍮なので緑青(ろくしょう)かとも思いましたが、さすがに緑青ができるほど放置されていたら、表面がこんなにきれいなわけがありません。
サビではなく別の原因かもしれませんが、不安な場合はジェット類をすべてケイヒンに入れ替えていいと思います。
その他、フロートの動作等は問題ありませんでした。
アクセルワイヤーはせっかく交換するので、チューブ内の初期潤滑を行いました。
動きが良くなるほか、内部のサビ対策にもなります。
ここまでやれば、下準備は完了だと思います。
次回は取付に挑戦です。