ゆる (く実家の裏庭をキャンプ場に改造する) キャン (プおじ) △ | 明日から本気出す

気でも狂ったのか、会社が9連休になりました。

 

ただただ時間を過ごすのももったいないので、実家にバーベキューコンロを作ろうと画策。

 

材料は耐火レンガで、前もって地元のホームセンターに取り置きをお願いしました。

その数130個。

 

 

軽く図面を書いてみたらそのぐらい必要なことが分かり、地元のホームセンターに在庫が300個近くあったことから減らす努力はしませんでした。

 

最初はコンクリートブロックで安く済ませようと思ったのですが、せっかく作るなら長く使えて見栄えの良いものをと思い、そこそこ高額にはなったものの決断しました。

 

まずはバーベキューコンロを作る場所の整地から。

地味にここが一番大変だったりします。

 

おそらく昭和初期ごろからあったであろう石積みを崩し、平場を作ります。

(ご先祖様、申し訳ない)

 

 

 

 

恐らくかなり風化した軽石凝灰岩。海運が盛んだったとはいえ大谷石が運ばれてきたとは考えにくいので、近くで取れた同種の石であろうと思います。

見た目より軽くて助かりました。

 

砕石を敷いて転圧し、水平を確保します。

 

 

コンクリート平板を並べ、耐火レンガを積むベースとします。

ここでさらに水平の精度を高めました。

 

 

ここからは、ひたすらレンガを積むのみ。

素人が腕前だけで目地を綺麗に取れるとは思えないので、まず縦目地は省略。

横目地には、アルミアングル15×15×0.8を山形に置いて、スペーサーとしました。

これがあれば、何も考えなくてもほぼ10㎜目地ができます。

(正確には10.61㎜の目地)

スペーサーがあれば目地がつぶれないので、下段を気にすることなく次々にレンガを積むことが可能です。

 

 

レンガ目地用スペーサーには「楽目地」という製品があるのですが、品切れだったため代替品として考えました。

値段や強度はほぼ同等かと思うので、わずらわしいのはセットする手間程度でしょうか。

一般流通材なので、入手しやすさはアングルのほうが上かもしれません。
※カットできる店舗で買えればベター

 

セメントをダンゴ状に乗せてはレンガを積むの繰り返し。

 

ある程度積んだ段階で、目地を入れながら進めました。

ケーキを作るときのクリームを絞るようなモルタルバッグがあるので、目地入れも慣れれば早いものでした。

(ただし見た目は問わず)

 

 

 

目地入れ時には、濡れたスポンジで素早く余分なモルタルを除去するのが大事です。

これをしないと、せっかくのレンガが汚くなります。

 

 

レンガを積むこと120個。

 

 

耐火レンガの厚み、長さ、幅ともに思った以上に個体差があり、選別したら足りなくなったので1段減らしました。

3段目を火床に、7段目を焼き床にできるようレンガを90度回転して積んでいます。
正直7段目ではなく6段目にすればよかったと反省。

ちょっと火と離れすぎですね。

 

そんなこんなで完成。

 

 

最終的な材料としては

 

・耐火レンガ 120個

・コンクリート平板(300角) 10枚

・アルミアングル(L-15×15×0.8×910) 20本(5㎝にカットでアングル片360個)

・アサヒキャスター 3袋 (常温硬化する耐熱セメント)

 ※熱硬化する耐火セメントではありません。

 

で、材料費合計が46,230円。

 

その他の道具はもともと実家にあったりしたので、買い足したものは数千円かと。

総額で50,000円程度だと思います。

 

あ。ロストルと焼き網忘れてました。

+13,600円。

 

総額60,000円ってことで。

 

来年から本格的に使おうと思います。

(ピザ窯への改修も考えてたりして?)