来週には、九州地方が梅雨入りすると発表がありました。
近畿地方が梅雨入りする前に、「間引き」作業をしなければなりません!
私は、成長点の欠損したりしてこれ以上新芽が出そうにない枯れた茎葉体を引き抜くことを間引きと呼んでいます。
スギゴケが水分過多で枯れる原因になったりカビが生えたり、そして水分が少ないときには熱焼けによって枯れる原因にもなるので、間引き作業が重要になってくるのです。
通常だと、下手に間引きしてしまってそのまま枯れたところが広がってしまうのではないかと不安になり躊躇してしまうのですが、別途スギゴケを育苗床で栽培していたり追い播きゴケによって補修できるという安心感から、大胆に間引きしています!(爆)
スギゴケも長くなると、写真のようにたおれてしまいますので、おこさなければなりません。
軽く逆なでで起こしてやります。
この時、頭を洗うとき頭皮を掻くように指を軽く曲げ、上下左右に軽く素早く動かすと枯れた茎葉体が四方八方に飛び散ります。
飛び散ったものは、あとで集じん機で回収します。
この方法は、元気な茎葉体の下にある枯れた茎葉体を発見し、そして間引くのにも有効です。
そして残った部分は、数本の指で軽くつまみ引き抜きます。
力強くつまんで引くと土ごと剥離してしまいますので注意です。
するとこのように間引けます。
まだ気になる場合は、ハサミで切ります。
追い播きゴケで補修していき、庭全体が下の写真のようにきれいな一面コロニーで埋め尽くされるようにするのが夢です!
こうなると綺麗ですよね!