女性から、封書が届きました。
差出人には覚えがありません!
字をみると、京都からですが若い女性の字のようでしたので、女子大生を連想しました。(笑)
開封してみると、25日に卒論研究論文のため来庭予定の阪大生でした。
【調査目的】
重森三玲の庭園が、「芸術」として一般的に捉えられているが、実際に重森三玲の庭園と生活してきた人びとはどのように捉え考え暮らしているのかを知りたい!
ということでした。
以前、私見を書かせていただいたことがありますが、卒論といえどこのような視点に立って考えてくださる方が一人でもいらっしゃったことが嬉しく思います。
そして、以下の質問がつけられていました。
来庭までに回答を準備しておいて欲しいということでしょう。
【質問内容】
①重森三玲の庭園を作庭することになったきっかけは?
②当時の作庭までの工程
→石探しやどういう風な作品を作るのか決めるまでの流れ
③作庭後の三玲と庭園の関わりについて
④重森三玲の庭園が自分の家にあることによる良い点、悪い点
⑤ご自身としては、どのように三玲の庭園と付き合っていると感じているか?
→芸術作品として捉えていると思うか?
→ご自身にとって、三玲庭園はどういう存在であるか?
⑥今後、保存していくことについてどのようなご意志があるのか?
これらの質問についての回答は、改めて皆様にも見ていただきご意見を頂戴したいと思っています。