ばじる母の面白エピソード、その②です
これも、入院はしてるものの、まだまだ元気だった時のお話です。
ある日の夕食に、クリームシチュー
が出たそうです。
食事を運んできた看護士さんが母に向かって言った言葉は・・・
「ばじる母さん、今日はクリームシチューなんだけど、お口に合うかしら~?
ごめんなさね。こういうの好きじゃないでしょうね~。」
娘から見れば自分の母親だし、歳はとっていても、まだ結構若いな~って思ってたんですが、
他人からすれば、すっかりおばあちゃんなんですよね~
その若い看護士さんにとっては、おばあちゃん=和食が好き
だったのかもしれません。
すると母、涼しい顔で
「そうね~クリームシチューも良いけど、やっぱりビーフシチューの方が好きだわね。
でも、最近はミネストローネみたいなお野菜たっぷりのスープが食べやすいのよね~。ん~ラビオリもいいわね。
時々、ラザニアやグラタンも食べたくなるのよ~。そうそう、ミートローフやニョッキなんか柔らかくて良いんじゃな
いかしら~
」
一気にカタカナメニューをずらずらと並べ立てた母。
それを聞いた看護士さん
「あははは~
ばじる母さんたら、いろんなお料理をご存知なんですね~。し、失礼しました~
」
そして母はやってきた妹に、してやったり顔
で嬉しそうに報告したそうです(まったくもう
)
いつまでも若い気持ちでいた母
孫からばぁばと呼ばれても、他人からそう見られるのは我慢できなかったのですね(おばあちゃんのくせに
)
実際、母はビーフシチューやグラタンやラザニア、ミートローフも得意料理でした![]()
それにしても気が強いというか負けず嫌いというか・・・・
甥っ子の「ばぁばさ~、もうおばあちゃんなんだからしょうがないよ~」
の言葉に
「私は、そんなにおばあちゃんじゃありません
」とマジギレした母
(孫に向かってマジギレって・・・
)
ばじる母 こんな人でした(笑)
ワンごはん☆
朝ごはん
(昨日の鶏だんごと野菜の煮物の残り・オートミール・やぎミルク・紫蘇油)
夕ごはん
白身魚と野菜の炒めたの(鯛・さつまいも・にんじん・パプリカ・キャベツ・紫蘇油)
