久しぶりの投稿です。
去年から、大きめのプロジェクトに
参加を余儀なくされたので、
こちらにパワーを割く気力が小さめ。

おかげで月1更新です、
呼んでくださっている皆さま、
ありがとうございます。

そろそろデイリーとかウィークリーも
再開したいです。。。


今日は、
去年秋まで集中して勉強していたもの
について。






占星術で性格が分かるようになったのは、
実は結構最近のことだったりします。

もともとは「宿命」が分かるものとして、
天体の配置を読み解くのが占星術でした。

その人が経験することになっている出来事
という意味の「宿命」です。

私たちから見て外的環境がどうなるのかを
ホロスコープで見ることで、例えば、
時期をずらす
場所を変える
相手を取り換える

といった対応をすることで、
自分たちに及ぶ影響を調整していました。

その流れが変わり始めたのは、
宿命を変えられる可能性に言及する
先駆けとなる研究者が生まれ、
ユングという心理学者が現れ、
彼の考えを用いて占星術を体系的に
説明する研究者が成果を出して以降
のことです。


宿命はある。
けれど、

それは変えられるのだ。

今の流れが主流のものとなったのは、
1980年代半ば。
リズ・グリーンが占星術の歴史に
新たな節目を刻んだ頃です。

つまり、今当たり前となっている占星術は、
40年くらいの歴史ということです。

それが浅いように感じるかって?
どちらかと言えば、
いよいよ時代が変わるその一歩手前で、
「潮目が変わったのだな」と思います。


見るべきは、春分点の移行。
約2000年単位で移動するという、
「春分の日に太陽の方角にある星座」
が、魚座からみずがめ座に移ったのは、
西暦2000の出来事だからです。

今から約2000年前。
そこから続く今に至る流れは、
どこか心を殺すような生き方が
美しさを帯びていました。

主君に捧げる献身
国のために捧げる命
未来のために捧げる自己犠牲


それが、地球の「色」でもありました。
一人一人の心よりも、
もっと大きな志のために。
本当は別の何かを望んでも、
表に出すことなく時代の波に呑まれていく。

心など知らなくてよかったのです。
宿命は決まっていて、
そのとおりに生きることこそが大事だった。






それが終わりを告げたのが、
西暦2000年頃。

自分の本音で行きたい。
私だってやりたいことをやりたい。
周りに合わせていきたくない。
私には私にしかできないことがある。


宿命はある。
けれど、

それは変えられるのだ。

変えられると知ったから。
変えてもいいのだと知ったから。
だから、変えたい。

その強い息吹が、
次の時代の地球の「色」です。

リズ・グリーンのもたらした節目が、
ある種の時代の要請であったならば。

性格占いというものは、
ただの娯楽ではなく、
積極的に使いこなすものになります。

ただ「人生」に流されていくのではなく。

時を無為に過ごすのではなく。

私は私が望む世界を生きてもいいのだ。

自分で決められる、

変えられる。
 

だから、私自身の、

初期設定を知る必要がある。

それが、今の占星術です。

初期設定を知ったうえで、
そのままの生き方を続けるかどうかを
選んで行けばいい。


変えたいなら、変えましょう。
耐え忍ぶのは、押し込めるのは、
もう時代遅れです。

誰かが解放してくれるのを待つのが、
みずがめ座の時代ではありません。

自分で、解放する。
自分で、改革する。



あなたは波に攫われる一握の砂じゃない。

波に乗って進んでいく一艘の船です。

 

それを忘れないでください。