幸せとは、どんなものなのだろうか。
人は生きることをやめられない。
身を割くよう苦しみにさえ、
そう簡単には押しつぶされない。
生きる先に何かしらの「幸せ」があると
本能が知っているからだ。
それは永遠に続くものではなく、
決して不変の言葉を持たず、
形はもちろん決まっていない。
時に刺激的で、
時に柔らかく、
時に残酷で、
時に救済のような。
この身で演じる最高の舞台は、
決まった脚本もなければ、
定まったキャスティングもない。
あなたが自分で脚本を書いて、
あなたが勝手にキャスティングする。
そして、いつだって主演はあなただ。
どれくらいドラマチックにしたいのか、
どれくらいスリリングにしたいのか、
それはあなたが選んでいる。
翻弄されていると思っていたのなら、
その勘違いは今日で最後にしよう。
あなたを翻弄したのは、
あなたなのだから。